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9月17日

 先日占いの勉強会がありました。そのことを少し記しましょう。
その勉強会は Yoge先生が主催しているタロット教室の卒業生の生徒さんで、 2ヶ月に一度ほど行われます。私も2年ほど前に教室に参加させていただいたのでよく顔を出させていただいています。
 今回は先生のほか、占い師のKさんHさん(いずれもネット上で占いをしています)、勉強家のNさん、 そして初参加のYさんとで楽しく行われました。
 この勉強会で毎回行われるのは、ひとつの相談ごとに対してみんなで占っていくといういものです。 面白いもので、同じカードが展開されることもしょっちゅうですし、たいていの場合は同じ結果が出ます。
 今回も、恋愛占いだったのですが(たいていの場合相談を持ってくる人は決まっていて、それはHさんです。) ほとんど全ての占い師さんが同じような結論を出しておりました。
Lyrical Cards の占いでも、星占いとタロットを併用しています。でも、これが不思議と矛盾しないのです。 また、その勉強会では、飛び入り参加といういか、お友達を誘って(ただし占いに興味が無いとダメデス) いっしょに占いをすることも過去にありました。
  残念ながら、いつも時間切れで(借りている場所が17時閉館なので)消化不良なところもあるのですが、 それでも楽しい時間を過ごすことができます。

  今回勉強会が始まる前に話題になったのが「ダイエット」のことでした。 占い師のKさんが、ダイエットをはじめるということで、Yさんが「ハーブダイエットがいい」とか いろいろ勧めておりました。 彼女がダイエットを始めるきっかけになったことを聞くと、とてもここで話せるようなことではなく とてもとても大笑いなのですが(ゴメンナサイ)、健康のためにも(その美貌の継続のためにも)がんばって欲しいです。
 実は私もダイエットをしておりまして、ここしばらくでだいぶ痩せました。 高校生の時と比べるとおよそ20キロくらい太ってしまっていましたので、いつも過積載状態。
 Lyrical Diary でも 「身長はどうにもなりませんが、体重は自分の意志でコントロールできます」 ということを何度もお話ししていたので、説得力をもつために実行に移しました。
以前ダイエットで5キロ痩せて、その後何年間かリバウンドしなかった実績があるので、 それほど悲観的に考えていたわけではありませんが、5キロ以上痩せたことはありませんでした。
 きっかけは(Kさんがダイエットを始めたきっかけと少し共通していますが)、洋服が入らなくなったことです。 十数年前の礼服が(アジャスターつきなのに)もう入らなくなってしまい、5月中旬に新調しました。 同時に他の服も買おうと思ったのですが、お気に入りの洋服はサイズが無かったことと、 ひとつ上のサイズでも「これじゃキツく見えます」と店員さんにキツいアドバイスをいただいたのです。 (ショックでした) 礼服とスーツとその他いろいろその時の体型にあわせて買ったのですが、 「3ヵ月後にまた来ますね。その時は痩せて!(絶対にやせてやる〜!)」と店員さんに言っておきました。
 その3ヶ月が過ぎて、12キロ痩せました。 体調もすこぶる良い感じです。疲れやすかった体調が少し無理がきくようになりました。 食事の好みと量も変わりました。 「だる〜い」という気持ち(状態)が、本当に減ったと思います。 私はもともと痩せ方だったので、もう少し痩せてもよいと思っているのですが、 今ダイエットは少し休止中です。

 ダイエットをしたいと思う方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。 一緒にいたKさんも同じです。 「でも、どうしても『食べたい!』と思ってしまうのよね」 彼女はそう言っていたのですが、私はこう話したのです。
「でもさ、Kさん、これから人生何十年もあるわけだよね、その何十年かの中でたった、何週間か 我慢すればいいんだよ。それだけで、スタイルの良い、健康的な生活を何十年も得られるんだよ。」
女性の場合は男性よりもはるかにスタイルを気にします。 20代のうちは、少しぽっちゃりしていても可愛いで済みますが、30代を過ぎると健康にも気をつけなければなりませんし、 太っているとどんどん『おばさん化』してしまいます。 体型を気にしないということは、髪形も、洋服も、おしゃれ全般に気を配らないということになります。 「ステキな女性でいるためには、やっぱりスタイルって重要だよね。」 Kさんも、Hさんも同意していたことです。
Hさんは健康のために毎日18キロ歩いているそうです。そう書くともう壮年のように聞こえますが、 Hさんはまだ20代です。 「でもちっとも痩せないよぉ!」 健康であること、スタイルが良いこと、それらと体重の減少は一致しません。 だから、体重を減らすことが目的ではないのです、筋肉がつけば体重は増えるでしょうし、 体重を減らせば簡単にスタイルが良くなるとはいえないでしょう。 彼女は体重を減らすことが主たる目的ではなく(だって、良いプロポーションしていますから) 健康維持が目的のようです。 体調が悪くなるようなダイエットはすべきではありませんが、ダイエットをして体調がすぐれるのであれば それはとても良いことでしょう。
みなさまはどうですか?

 私なりにここしばらくで取り組んだことを記しますね。 (とはいえ、多分ここを読んでいらっしゃる方は、ダイエットの必要はない方がほとんどだと思います。 今の若い人たちはとてもスタイルが良いので。ダイエットの目的はあくまで『健康のため』です。あぁ、年齢が…)
 私が実施したダイエットはヨーグルトダイエットを中心としたものです。(これは前回の実績があったので) 主食はプレーンのヨーグルトに大高酵素を混ぜたものです。 それと、幸いなことに納豆と魚が好きだったので、納豆と魚を中心にしました。
 薬フリークなのでサプリメントは(気やすめかもしれませんが)たくさん買い込んでたくさん飲みました。 特に『ミネラル、鉄』はダイエット中には不可欠だそうで、それらとビフィズス菌、カルシウムは 通常以上に気をつけました。
 目標は特に決めなかったのですが、体重計には毎日乗りました。 そして、毎日の摂取カロリーを(これは感覚の域を越えませんが)つけておきました。
 とはいえ、カロリーの摂取量と体重の減少には(一日単位では)関連が見られませんでした。 たくさん食べた日が元に戻ることもありませんでしたし、思い切り少なくしてもあまり減らない、というように。
 人間の身体って複雑です。
好きな食べ物もあるので、例えばそれは一週間に一度にするとか、3日に一度にするというようにしました。 食事制限自体はそれほど苦痛にはなりませんでした。みなさまもうまく行くと思います。 筋肉をつける運動はほんの少ししましたが、歩くことは全くできませんでした。
「痩せることなんて簡単よ」
この言葉は以前お付き合いのあったある女性の言葉です。
「だって、好きな人が「痩せて欲しい」って言うんだから、これ以上の励みは無いじゃない」
彼女はそう言って、魅力的な体型を維持していたようです。 この言葉どおり、また、GNさんがいつもいっているとおり、「イメージ」はとても大切です。 痩せたらこの服が着られるんだ、 痩せたら彼がきっと喜んでくれるだろうな 痩せたら・・・ 特に女性の場合は痩せられると洋服や、おしゃれが全く変わってきますので、イメージは大切でしょう。   ということで、高校生の時よりも10キロ以上太ってしまってなおかつ標準体重を飛び出しているアナタ。
(多分男性が多いでしょう) 健康のために節制をしましょう。  




7月29日

 昨日は隅田川の花火大会でしたね。私も一度だけ行ったことがあります。 とっておきのベストスポットを知っているのですが、残念ながら一緒に行く人がいませんで… 昨年、とあるカップルさんに教えてあげたのですが、それはもう喜んだこと、喜んだこと… その夜ふたりがどうなったのか、その後どうなったのかはみなさまのご想像にお任せしますが…   今日は掲示板に興味深い投稿がありましたのでそのことについて記したいと思います。
先日、久しぶりにAKさんに会いました。その彼が面白いことを言っていたのです。
彼は2年位前に恋愛でものすごく悩んでいました。
その時に私は友人として彼にこう伝えました。
「好きならばとことんまでやるべきだよ」
彼は『とことんまで』恋愛をしました。残念ながらかないませんでしたけど。 でも、この前会った時に彼はこのように言っていました。
「恋愛だけじゃなくて好きならば何に対しても、とことんまですべきだよね。  僕はこの恋愛でそれを学んだよ。泉の言ったあの言葉はとても大きかったよ。」
 その彼は、仕事に、サークルに、趣味にと『好きならばとことんまでやる』ことにしたそうです。
それは、自分で行動を取るときに(特に怠けた) 『本当にこれでいいのか?』と自問自答するそうです。
 例えば仕事であればどこかで手を抜きたくなりますよね。その時に 『本当にこれでいいのか?』と自問自答するそうです。
 何かやろうとしても面倒くさくて寝ちゃいたい時ってありますよね。 そういうときに『本当にこれでいいのか?』と、自問自答するそうです。
 そしてムクッと起きだしてやり残したことをするそうです。
 「自分で決めたら、とことんまでやる。『本当にいまこうしていていいの?』と自分に問い掛けるんだよ。」  
 2年前に、仕事にも、恋愛にも悩んでいた彼が嘘のようです。
 「僕はいま、以前のように燃え上がった恋なんてしていないし、何かに熱中しているということも無いよ、 でも、『ふられてしまった』相手に対して、あれだけできたんだもの。自分に対してできないわけ無いよ。」
 そう言って彼は、仕事に、そしてサークルに(舞台美術の関係みたいです。私は美術には詳しくないんで…) 充実した毎日を過ごしているそうです。
そうして、好きな絵もまた描き始めたそうです。 「泉、面白いもんでサ、気持ちの持ちようなんだよね。
以前は絵を描くなんてもうやめてしまおうと思ったのに、 仕事が忙しくなって、上司と楽しく仕事をしていると不思議と『また絵を描こうかな』っていう気持ちになるんだよ。
 今、毎日6時間前後の睡眠で、日曜日もサークルに行っているし、平日は週に2〜3度は絵を描いてるし、 ほとんど休んでないけど、ちっとも身体がつらくないんだよ。精神的にも。」  
 彼の場合は、たまたま仕事が変わって、そこで上司に気に入られたというのがあるようですが、 それでも、『とことんまでやる』というということがどういうことなのか、少しヒントがあるような気がするのです。
 毎日を快適に過ごすためのヒントがあるような気がするのです。
 私たちは毎日毎日追いまくられるように生活をしています。
 特にお仕事をされている方は、精神的にも重圧を感じる日々を送っているでしょう。
AKさんは、バリバリのサラリーマンというわけでもありません。 (出世街道をはるかに外れた、私の友人としては申し分ない人です=ゴメンAK) ただ、彼はこう言っています。
「仕事なんて自分のやりたいことをやらせてくれるスポンサーみたいなもんだよ。  だからたまにはスポンサーのために何かしてやろっかな、て気になるんだよ。」
 1日は24時間しかありませんし、その日はその日で二度と来ることがありません。 その日の終わりに『今日は自分なりの一日が過ごせたかな』と、AKさんのように自問自答してみるのも、 また良いことなのでしょうね。
  これを読んでいる、働いているみなさまが、本当に少しでもプレッシャーが軽くなり 毎日さわやかに過ごせることを願っています。
  尾瀬は眠くなったので寝ます。(爆)  



7月7日

 今日は七夕でしたね。  七夕といえば、私は毎年GNさんとPTさんといった平塚の七夕祭りを思い出します。 この時期はとても好きなのです。 昨年末に携帯電話を買い換えました。その電話のディスプレイが季節になると変わるのです。 0時を過ぎて画面が七夕の絵になっていました。とてもすてきな絵でした。 私の住んでいる隣町にはプラネタリウムがあって、そこで七夕祭りをしています。 祭りと言っても、ただ笹の葉があってそこに願いを書くものなのですが。子供たちには結構人気のようです。 私も数年前に行ったことがあるのですが、子供たちの夢は見ていてほほえましいですね。 あと、お母さんの夢も結構ありました。おなかの中の赤ちゃんがすくすく育つように、 というような若いお母さまの声が多かったようです。 さて、今日はその『夢』ということについて少し記したいと思います。 私の友達のGNさんは、まさに夢のままに生きている人です。彼の話をいろいろな人にするのですが、 誰もが彼をうらやましがり、誰もが彼と会いたいといいます。 もうひとりの私の友達のAKさん(彼の話はいろいろあったのですが、後日にします)は、 芸術家を目指していました。絵が好きだったのです。 そのふたりの現在はとても違っています。GNさんは本当に信じられないような人生を送っていますし、 AKさんは今は普通のサラリーマンです。 私はそのことをずいぶんと前にAKさんと話しをしたことがあります。 GNさんとAKさんとの違いは、おそらく両親の育て方です。GNさんは幼いころに母親を無くして お父さんにずっと育てられてきました。しかし彼の父親はとても変わっていて(?) とにかく彼に『自主性』を学ばせたようでした。毎日のように遅刻をするGNさんに困っていた担任が 父親に話しにいったときに彼は先生にこういったそうです。 『私は息子を朝起こしたりしません。それで彼が留年するのなら、どうぞ留年させてください』 GNさんのお父さんは、自分で考えること、自分で自分のことに責任を持つことを第一に教育したようでした。 (でも結構怖いんですヨ。私も前、彼と久しぶりに長電話していたら怒鳴られたんですから) 大してAKさんは、母親にそれはとてもとても大切に育てられました。小さいころから絵を学び、 中学、高校では結構学校でも有名でした。ただ、彼はそこまででした。 AKさんは、私にこういったのです。 「泉、俺の頭の中には、『絵』というと『画家』しかなかったんだよ。」 おそらくそれは、彼の両親の教育だったのだと思います。彼の両親の頭の中にも 『絵』イコール『画家』しかなかったのです。そして彼らの方程式の中には 『画家』イコール『不安定』『なれるわけない』『真っ当な生活ができない』『家族が迷惑する』 というのが追加されていたわけです。 「でもね、この年になってやっと分かったよ。『絵』イコール『画家』だけじゃないってことが。 例えば今で言えばホームページのデザイナーだってそうだし、ゲームのアニメだってそうだし、 あらゆるものがあるんだよね。もちろん、もう遅いけどさ」   『どうせ持つならでっかい夢を』 そんなTVコマーシャルを最近良く耳にします。 しかし現実はそんなに簡単なものではありませんよね。 私は『でっかい夢』よりも、小さくてもいいから本当に好きなこと、それを大切にして欲しいと思います。 『サッカーの選手になる』 これが夢ならば、日本代表になるだけが夢じゃないはずです。 例えば応援団長もそうですし、スタジアム関係者もそうですし、グッズの店長さんだってそうです。 『ミュージシャンになりたい』 CDを出して、BIGEGGでコンサートをするだけが夢じゃないはずです。 カラオケの打ち込みだってそうですし、パブで歌っていてもそうですし、TVCMのBGMを作ったって、 イメージビデオのBGMだって、立派なミュージシャンです。   ひとつの夢はとても大きな可能性を秘めています。 七夕で、みなさまはどんな願いを込めたのでしょうか。 ペルセウス座流星群ももうすぐ来ます。



6月11日

 先日、GNさんに会いました。  彼は心理学者へなるべくカナダに留学しているのですが、研究の発表ということで一時帰国したのです。 もう、何年ぶりになるでしょうか。頭が少し薄くなったぞ。GN。 結構苦労しているようです。 彼の研究のテーマは、そして彼のテーマに至るまでのことはとても興味深いものなので、 ここで少し記してみたいと思います。 彼の研究テーマは、人の感情とか、体力とか、健康とかが○○にどのように影響されるか、 ということです。(極秘研究だそうで、○○の中身は秘密です) ところが、彼は最初からその研究をはじめたわけではありません。 最初は、児童心理学から入っていったのでした。それはもう10年以上も前のことです。 「児童心理学を学ぶためには児童と接しなければ」 そう思い、彼は働いていたメーカーを退職し、幼稚園に勤めたのでした。 しかし、幼稚園なんてそんなに簡単に求職があるわけないですよね。 そこで彼は電話帳を何冊も集めて、片っ端から幼稚園に電話をしたのです。 そして、運良くあるひとつの幼稚園に「運転手」として採用されたのでした。 (運転すればブツけてばかりのGNさんが、です。しかも普通免許しか持っていないのに、です。) 彼の、その行動力(しかも何に対しても臆しない)は、本当にたいしたものです。 (隅田川の花火大会のビューポイントも同じです) たいてい、「ダメじゃないかな」とか「変なこといわれたらヤだな」とか そういう精神的プレッシャーを受けるものですが、そんなこと全くお構いなしなのです。 (うお座なんですよ。いい方向にその星座が働いている、といえるかもしれません。)
 ところが、しばらくすると、やたら園児が騒ぐ日と、おとなしい日が極端にあることに気付きました。 なぜだろう? と彼は思わないで、「○○の影響じゃないかな」とすぐにインスピレーションが 働いてしまう(しかもそれが当たっている)のがうお座の彼らしいのですが、 それ以来、○○の影響が人体(感情)にどのように影響を与えているのかを研究しているそうです。  今回、彼と話していたのは、その研究において自分がサンプルになるということでした。  研究はデータが必要です。しかもそのデータは連続性でなければなりません。 そのために、彼は血圧計と心電図計を24時間離さず身に付けているそうです。 しかもそれは「俺が死ぬまでやる」ということです。    どんなことでも、一生懸命それに一生を捧げられるということは、とてもすてきなことです。 彼自身も「俺は頭はバカだけど、ひらめきはあるよ。」と言っていましたが、 本当に頭が良いとは思えません(ゴメンね)。でも、その情熱とひらめきのすばらしさ、 それは本当に頭が下がります。 彼を見ていると、本当に「なせばなる」のが良くわかります。 「イメージだよ、泉、イメージ」 彼の言葉です。 「こういうふうになりたい、こうしたい、ってイメージするんだよ。」 「そして、そうなったとき、そうしている自分をイメージするんだよ。」 そうすれば少しずつでも近づいていく、と彼は言います。   『イメージ』 この言葉はGNさんから本当に学びました。 占いをしていても皆さんによくお話しする言葉です。  あなたがもし落ち込んでいるのなら   『元気のいい自分をイメージしましょう。』 恋人とはなれていて寂しいときは   『次のデートのときをイメージしましょう』 とっても欲しいものがあるときは…   『それを手に入れて輝いている自分をイメージしましょう』   あなたが男性なら、会話に詰まったとき彼女にこう切り出してみてはいかがですか? または、最初のデートのときに。 「どんなイメージ? 僕とどのようなイメージで今過ごしたい?」 そこで彼女が「遠くで光がぼんやりしていて…」とか 「なんか元気が出るところ」というように応えてくれればしめたものです。 後はその彼女のイメージを具体化すればOKです。




5月6日

 先日ルノアール展に行ってきました。私は絵画はあまり詳しく無いのでほとんど行かないのですが、 たいていいくと頭が痛くなってしまいます。それは絵画に限らず博物館とか展覧会とか、まぁ、芸術的な 物に触れるとそうなってしまいます。作者のパワーが私の中に入ってきて、攻撃してくるんでしょうね。  入り口でイヤホンをかりて(作品の解説をしてくれる優れものがあるのです)ひとつひとつ観ていきました。 ルノアールというと、やはり人物画ですね。とても愛らしい少女の絵が何点かありました。 販売所で、その絵の模写を売っていたのですが、20分くらい絵の前で悩んで迷ってけっきょくやめました。 68000円でした。その価格自体は安いと思いましたが、その値段ですと私は20人以上占いをしないと なりません。そう考えるとお金の重要さが身に染みます。 結局もう少し小さくてキャンバスに描いてあるものを買って帰りました。  あと、ケータイのストラップも。

  今日は若いカップルさんのお話しです。若いといってもおそらく皆様と同じくらいだと思います。 彼女は、今までに本当に自由奔放に過ごしていたそうです。両親と同居なのですが、 真夜中に遊びまくることが良くあったそうです。両親からは 「新聞屋さんが来るまでには帰ってきなさい」とよく言われたそうです。 友達と飲みに行くことはよくあったそうですが、今まで男性とお付き合いをしたことは ほとんど無かったそうです。夜遊びをすることはあっても、男遊びをすることは無かったということです。 一方彼のほうは、とてもまじめなのですが、彼女のその遊び方に惹かれていたそうです。 晴れてふたりはお付き合いをすることになって… 普通そうなると、ハチャメチャに遊びたくなるじゃないですか。 彼にしてみれば「やっと彼女を射止めることができた。これを機に彼女と夜通し遊ぶぞー」みたいな。 ところが、彼女はお付き合いをしたとたんに、夜、出歩くことを拒みだしたそうです。  そんなふたりの将来は… と、占いの結果はここでは割愛しますね。  ただ、彼女は彼がいないところで私にこう打ち明けました。  「今までは、その時に遊べればよかったんです。明日から一切遊べなくなっても。  両親に、外出禁止を言い渡されても、勘当されても良かったんです。  でも、今は違うんです。彼とのお付き合いは大切にしたいのです。  両親にいつか彼との交際を打ち明ける時が来るでしょう。その時に『彼と夜遊びしていたのか』  と思われて、彼の印象を悪くしたくないんです。私にとっては彼はとても大切ですから。  次のデートにつながるように、もう、昔みたいに夜通し遊ぶことなんてできないんです。」  
 彼の立場からすれば『どうして今まで夜遊びしていたのに、僕とはできないの?』 と疑問をもつことでしょう。でも、彼女はそれなりのことをきちんと考えているようでした。  「でも、そのことはきちんと彼にもお話しした方がいいよ。きっと彼は心配しているだろうから。  ちゃんとわかれば、もっともっとお互いの理解が深まると思うよ」 私は彼女にそう伝えておきました。    お付き合いの仕方もいろいろあるものです。 また、どうしたって、どんな恋愛だって「ふたり」ということはありえません。 周りとの関係は起きてくるものです。 その周りとの関係をどのように乗り越えて、ふたりの関係を長続きされるのか。 彼女は、『ただそのときの楽しみ』よりも『より長く続く』ということを考えたのです。 おそらく彼女自身ももっともっと彼と一緒の時間を過ごしたいでしょう。 彼の望むように夜通しふたりでいられたらとても楽しいことでしょう。 しかし、そうしないから、彼のことを思っていない、愛していない、とはいえないのです。 愛の深さは、相手のことを思っている気持ちは、行動だけではわからないものです。 そこに、『考え』があるのですね。 でも、その『考え』は相手に伝えなければいけません。 ふたりがより信頼できるようになるためには。  
彼が彼女のことをきちんと理解して、ふたりで考えて、ふたりで決めて、そして本当に 末永く信頼しあい、お付き合いを続けられることを願っています。




2月25日

 今日は「親からみた子供の人生」と「自分からみた自分の人生」ということで少し記したいと思います。 このサイトに訪れているみなさまは、若い方が多いので、なかなか理解できない面もあるかもしれません。 先日、私のところにある女性が相談にきました。彼女は2児の母親です。  子供は小学2年と5年の男の子です。特に大きな悩みがあるというわけではなかったのですが、 下の子が、落ち着きがなくて少し困っているということでした。 「お兄ちゃんはとてもしっかりしていて、頼りになるし、自分がお兄ちゃんであることを  自覚しているみたいなんです。でも、下の子は本当に落ち着きがないし、飽きっぽいし…」 早速ホロスコープを見てみたのですが、私は全く別のことを彼女に言わなければなりませんでした。
 彼女は、お兄ちゃんのことはとても安心してみていられるようです。 対して、弟の方は、これから先どうなるのか心配になっているようでした。   しかし、それは「母親から見て」なのです。もしくは「周りから見て」でもいいかもしれません。  お兄ちゃんの方はしっかりしているのですが、そこにはとても葛藤があります。 「こうしなければいけない」 「他人に対してこうしちゃいけない」 「こういうふうに振舞わなければいけない」 「遊びたいけど、遊んでばかりいてお母さんを困らせちゃいけない」  お兄ちゃんは、そういう葛藤を背負って生きています。 小学5年生にして、既にそういう葛藤の中で人生を歩んでいるのです。 周りの人に対して、「親に対して素直で」いい子に映ります。 反面下の子は、とても自由です。そして「自分に素直で」楽に生活しています。 そしてこれからも彼は好きなことを気ままにして、自由に生きていくでしょう。  
私は彼女に、「幸せ、っていうのは、親の価値観で決めることではないんですよ。 どんな生き方をしても、彼自身が自分に忠実で、責任を持って、そして幸せに生きることが幸せなのです。 今はまだ落ち着きがないかもしれませんが、あなたがきちんと育てているんでしょう? だったら信じましょうね。」 と伝えました。しかし、もうひとつ、付け加えなければなりませんでした。 「この星の配置なら、下の子よりも、お兄ちゃんの方が心配です。お兄ちゃんには、 『もっと楽に生きていいんだよ。』『もっと自分の好きなことをしていいんだよ』と 少しプレッシャーからといてあげることが必要だと思います。」   親であれば、自分の子供に対して『きちんと育って欲しい、しっかりした大人になって欲しい』 と思うものでしょう。 しかし、しっかりした大人とかきちんとした人、って言うのはどういうことをさすのでしょうか。 「こうである」 それが唯一の幸せではありません。そして『幸せであるかどうか』というのは周りが決めるのではなくて、 その本人が決めることなのです。 今回は親の育て方が問題なわけではありません。 しかし、親から見た理想論と当人の幸せとは一致しない場合が多いものです。 自分の子供を信じてその子らしく、その子のいいところを理解して伸ばしてあげたいものです。    星占いは、冷静に性格を映し出します。「こうなって欲しい」「こうであって欲しい」または自分で 「こうなりたい」「こうしたい」そう思っていても、実際にはできないことがたくさんあります。 それをその人のパーソナリティーとして、認めることが必要です。 自分の個性として、ずっと(楽しく)付き合っていくことが必要なのです。 自分の体重はある程度コントロールできます。自分の身長はコントロールできません。 それと同じことです。  



9月17日

 先日占いの勉強会がありました。そのことを少し記しましょう。
その勉強会は Yoge先生が主催しているタロット教室の卒業生の生徒さんで、 2ヶ月に一度ほど行われます。私も2年ほど前に教室に参加させていただいたのでよく顔を出させていただいています。
 今回は先生のほか、占い師のKさんHさん(いずれもネット上で占いをしています)、勉強家のNさん、 そして初参加のYさんとで楽しく行われました。
 この勉強会で毎回行われるのは、ひとつの相談ごとに対してみんなで占っていくといういものです。 面白いもので、同じカードが展開されることもしょっちゅうですし、たいていの場合は同じ結果が出ます。
 今回も、恋愛占いだったのですが(たいていの場合相談を持ってくる人は決まっていて、それはHさんです。) ほとんど全ての占い師さんが同じような結論を出しておりました。
Lyrical Cards の占いでも、星占いとタロットを併用しています。でも、これが不思議と矛盾しないのです。 また、その勉強会では、飛び入り参加といういか、お友達を誘って(ただし占いに興味が無いとダメデス) いっしょに占いをすることも過去にありました。
  残念ながら、いつも時間切れで(借りている場所が17時閉館なので)消化不良なところもあるのですが、 それでも楽しい時間を過ごすことができます。

  今回勉強会が始まる前に話題になったのが「ダイエット」のことでした。 占い師のKさんが、ダイエットをはじめるということで、Yさんが「ハーブダイエットがいい」とか いろいろ勧めておりました。 彼女がダイエットを始めるきっかけになったことを聞くと、とてもここで話せるようなことではなく とてもとても大笑いなのですが(ゴメンナサイ)、健康のためにも(その美貌の継続のためにも)がんばって欲しいです。
 実は私もダイエットをしておりまして、ここしばらくでだいぶ痩せました。 高校生の時と比べるとおよそ20キロくらい太ってしまっていましたので、いつも過積載状態。
 Lyrical Diary でも 「身長はどうにもなりませんが、体重は自分の意志でコントロールできます」 ということを何度もお話ししていたので、説得力をもつために実行に移しました。
以前ダイエットで5キロ痩せて、その後何年間かリバウンドしなかった実績があるので、 それほど悲観的に考えていたわけではありませんが、5キロ以上痩せたことはありませんでした。
 きっかけは(Kさんがダイエットを始めたきっかけと少し共通していますが)、洋服が入らなくなったことです。 十数年前の礼服が(アジャスターつきなのに)もう入らなくなってしまい、5月中旬に新調しました。 同時に他の服も買おうと思ったのですが、お気に入りの洋服はサイズが無かったことと、 ひとつ上のサイズでも「これじゃキツく見えます」と店員さんにキツいアドバイスをいただいたのです。 (ショックでした) 礼服とスーツとその他いろいろその時の体型にあわせて買ったのですが、 「3ヵ月後にまた来ますね。その時は痩せて!(絶対にやせてやる〜!)」と店員さんに言っておきました。
 その3ヶ月が過ぎて、12キロ痩せました。 体調もすこぶる良い感じです。疲れやすかった体調が少し無理がきくようになりました。 食事の好みと量も変わりました。 「だる〜い」という気持ち(状態)が、本当に減ったと思います。 私はもともと痩せ方だったので、もう少し痩せてもよいと思っているのですが、 今ダイエットは少し休止中です。

 ダイエットをしたいと思う方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。 一緒にいたKさんも同じです。 「でも、どうしても『食べたい!』と思ってしまうのよね」 彼女はそう言っていたのですが、私はこう話したのです。
「でもさ、Kさん、これから人生何十年もあるわけだよね、その何十年かの中でたった、何週間か 我慢すればいいんだよ。それだけで、スタイルの良い、健康的な生活を何十年も得られるんだよ。」
女性の場合は男性よりもはるかにスタイルを気にします。 20代のうちは、少しぽっちゃりしていても可愛いで済みますが、30代を過ぎると健康にも気をつけなければなりませんし、 太っているとどんどん『おばさん化』してしまいます。 体型を気にしないということは、髪形も、洋服も、おしゃれ全般に気を配らないということになります。 「ステキな女性でいるためには、やっぱりスタイルって重要だよね。」 Kさんも、Hさんも同意していたことです。
Hさんは健康のために毎日18キロ歩いているそうです。そう書くともう壮年のように聞こえますが、 Hさんはまだ20代です。 「でもちっとも痩せないよぉ!」 健康であること、スタイルが良いこと、それらと体重の減少は一致しません。 だから、体重を減らすことが目的ではないのです、筋肉がつけば体重は増えるでしょうし、 体重を減らせば簡単にスタイルが良くなるとはいえないでしょう。 彼女は体重を減らすことが主たる目的ではなく(だって、良いプロポーションしていますから) 健康維持が目的のようです。 体調が悪くなるようなダイエットはすべきではありませんが、ダイエットをして体調がすぐれるのであれば それはとても良いことでしょう。
みなさまはどうですか?

 私なりにここしばらくで取り組んだことを記しますね。 (とはいえ、多分ここを読んでいらっしゃる方は、ダイエットの必要はない方がほとんどだと思います。 今の若い人たちはとてもスタイルが良いので。ダイエットの目的はあくまで『健康のため』です。あぁ、年齢が…)
 私が実施したダイエットはヨーグルトダイエットを中心としたものです。(これは前回の実績があったので) 主食はプレーンのヨーグルトに大高酵素を混ぜたものです。 それと、幸いなことに納豆と魚が好きだったので、納豆と魚を中心にしました。
 薬フリークなのでサプリメントは(気やすめかもしれませんが)たくさん買い込んでたくさん飲みました。 特に『ミネラル、鉄』はダイエット中には不可欠だそうで、それらとビフィズス菌、カルシウムは 通常以上に気をつけました。
 目標は特に決めなかったのですが、体重計には毎日乗りました。 そして、毎日の摂取カロリーを(これは感覚の域を越えませんが)つけておきました。
 とはいえ、カロリーの摂取量と体重の減少には(一日単位では)関連が見られませんでした。 たくさん食べた日が元に戻ることもありませんでしたし、思い切り少なくしてもあまり減らない、というように。
 人間の身体って複雑です。
好きな食べ物もあるので、例えばそれは一週間に一度にするとか、3日に一度にするというようにしました。 食事制限自体はそれほど苦痛にはなりませんでした。みなさまもうまく行くと思います。 筋肉をつける運動はほんの少ししましたが、歩くことは全くできませんでした。
「痩せることなんて簡単よ」
この言葉は以前お付き合いのあったある女性の言葉です。
「だって、好きな人が「痩せて欲しい」って言うんだから、これ以上の励みは無いじゃない」
彼女はそう言って、魅力的な体型を維持していたようです。 この言葉どおり、また、GNさんがいつもいっているとおり、「イメージ」はとても大切です。 痩せたらこの服が着られるんだ、 痩せたら彼がきっと喜んでくれるだろうな 痩せたら・・・ 特に女性の場合は痩せられると洋服や、おしゃれが全く変わってきますので、イメージは大切でしょう。   ということで、高校生の時よりも10キロ以上太ってしまってなおかつ標準体重を飛び出しているアナタ。
(多分男性が多いでしょう) 健康のために節制をしましょう。  




7月29日

 昨日は隅田川の花火大会でしたね。私も一度だけ行ったことがあります。 とっておきのベストスポットを知っているのですが、残念ながら一緒に行く人がいませんで… 昨年、とあるカップルさんに教えてあげたのですが、それはもう喜んだこと、喜んだこと… その夜ふたりがどうなったのか、その後どうなったのかはみなさまのご想像にお任せしますが…   今日は掲示板に興味深い投稿がありましたのでそのことについて記したいと思います。
先日、久しぶりにAKさんに会いました。その彼が面白いことを言っていたのです。
彼は2年位前に恋愛でものすごく悩んでいました。
その時に私は友人として彼にこう伝えました。
「好きならばとことんまでやるべきだよ」
彼は『とことんまで』恋愛をしました。残念ながらかないませんでしたけど。 でも、この前会った時に彼はこのように言っていました。
「恋愛だけじゃなくて好きならば何に対しても、とことんまですべきだよね。  僕はこの恋愛でそれを学んだよ。泉の言ったあの言葉はとても大きかったよ。」
 その彼は、仕事に、サークルに、趣味にと『好きならばとことんまでやる』ことにしたそうです。
それは、自分で行動を取るときに(特に怠けた) 『本当にこれでいいのか?』と自問自答するそうです。
 例えば仕事であればどこかで手を抜きたくなりますよね。その時に 『本当にこれでいいのか?』と自問自答するそうです。
 何かやろうとしても面倒くさくて寝ちゃいたい時ってありますよね。 そういうときに『本当にこれでいいのか?』と、自問自答するそうです。
 そしてムクッと起きだしてやり残したことをするそうです。
 「自分で決めたら、とことんまでやる。『本当にいまこうしていていいの?』と自分に問い掛けるんだよ。」  
 2年前に、仕事にも、恋愛にも悩んでいた彼が嘘のようです。
 「僕はいま、以前のように燃え上がった恋なんてしていないし、何かに熱中しているということも無いよ、 でも、『ふられてしまった』相手に対して、あれだけできたんだもの。自分に対してできないわけ無いよ。」
 そう言って彼は、仕事に、そしてサークルに(舞台美術の関係みたいです。私は美術には詳しくないんで…) 充実した毎日を過ごしているそうです。
そうして、好きな絵もまた描き始めたそうです。 「泉、面白いもんでサ、気持ちの持ちようなんだよね。
以前は絵を描くなんてもうやめてしまおうと思ったのに、 仕事が忙しくなって、上司と楽しく仕事をしていると不思議と『また絵を描こうかな』っていう気持ちになるんだよ。
 今、毎日6時間前後の睡眠で、日曜日もサークルに行っているし、平日は週に2〜3度は絵を描いてるし、 ほとんど休んでないけど、ちっとも身体がつらくないんだよ。精神的にも。」  
 彼の場合は、たまたま仕事が変わって、そこで上司に気に入られたというのがあるようですが、 それでも、『とことんまでやる』というということがどういうことなのか、少しヒントがあるような気がするのです。
 毎日を快適に過ごすためのヒントがあるような気がするのです。
 私たちは毎日毎日追いまくられるように生活をしています。
 特にお仕事をされている方は、精神的にも重圧を感じる日々を送っているでしょう。
AKさんは、バリバリのサラリーマンというわけでもありません。 (出世街道をはるかに外れた、私の友人としては申し分ない人です=ゴメンAK) ただ、彼はこう言っています。
「仕事なんて自分のやりたいことをやらせてくれるスポンサーみたいなもんだよ。  だからたまにはスポンサーのために何かしてやろっかな、て気になるんだよ。」
 1日は24時間しかありませんし、その日はその日で二度と来ることがありません。 その日の終わりに『今日は自分なりの一日が過ごせたかな』と、AKさんのように自問自答してみるのも、 また良いことなのでしょうね。
  これを読んでいる、働いているみなさまが、本当に少しでもプレッシャーが軽くなり 毎日さわやかに過ごせることを願っています。
  尾瀬は眠くなったので寝ます。(爆)  



7月7日

 今日は七夕でしたね。  七夕といえば、私は毎年GNさんとPTさんといった平塚の七夕祭りを思い出します。 この時期はとても好きなのです。 昨年末に携帯電話を買い換えました。その電話のディスプレイが季節になると変わるのです。 0時を過ぎて画面が七夕の絵になっていました。とてもすてきな絵でした。 私の住んでいる隣町にはプラネタリウムがあって、そこで七夕祭りをしています。 祭りと言っても、ただ笹の葉があってそこに願いを書くものなのですが。子供たちには結構人気のようです。 私も数年前に行ったことがあるのですが、子供たちの夢は見ていてほほえましいですね。 あと、お母さんの夢も結構ありました。おなかの中の赤ちゃんがすくすく育つように、 というような若いお母さまの声が多かったようです。 さて、今日はその『夢』ということについて少し記したいと思います。 私の友達のGNさんは、まさに夢のままに生きている人です。彼の話をいろいろな人にするのですが、 誰もが彼をうらやましがり、誰もが彼と会いたいといいます。 もうひとりの私の友達のAKさん(彼の話はいろいろあったのですが、後日にします)は、 芸術家を目指していました。絵が好きだったのです。 そのふたりの現在はとても違っています。GNさんは本当に信じられないような人生を送っていますし、 AKさんは今は普通のサラリーマンです。 私はそのことをずいぶんと前にAKさんと話しをしたことがあります。 GNさんとAKさんとの違いは、おそらく両親の育て方です。GNさんは幼いころに母親を無くして お父さんにずっと育てられてきました。しかし彼の父親はとても変わっていて(?) とにかく彼に『自主性』を学ばせたようでした。毎日のように遅刻をするGNさんに困っていた担任が 父親に話しにいったときに彼は先生にこういったそうです。 『私は息子を朝起こしたりしません。それで彼が留年するのなら、どうぞ留年させてください』 GNさんのお父さんは、自分で考えること、自分で自分のことに責任を持つことを第一に教育したようでした。 (でも結構怖いんですヨ。私も前、彼と久しぶりに長電話していたら怒鳴られたんですから) 大してAKさんは、母親にそれはとてもとても大切に育てられました。小さいころから絵を学び、 中学、高校では結構学校でも有名でした。ただ、彼はそこまででした。 AKさんは、私にこういったのです。 「泉、俺の頭の中には、『絵』というと『画家』しかなかったんだよ。」 おそらくそれは、彼の両親の教育だったのだと思います。彼の両親の頭の中にも 『絵』イコール『画家』しかなかったのです。そして彼らの方程式の中には 『画家』イコール『不安定』『なれるわけない』『真っ当な生活ができない』『家族が迷惑する』 というのが追加されていたわけです。 「でもね、この年になってやっと分かったよ。『絵』イコール『画家』だけじゃないってことが。 例えば今で言えばホームページのデザイナーだってそうだし、ゲームのアニメだってそうだし、 あらゆるものがあるんだよね。もちろん、もう遅いけどさ」   『どうせ持つならでっかい夢を』 そんなTVコマーシャルを最近良く耳にします。 しかし現実はそんなに簡単なものではありませんよね。 私は『でっかい夢』よりも、小さくてもいいから本当に好きなこと、それを大切にして欲しいと思います。 『サッカーの選手になる』 これが夢ならば、日本代表になるだけが夢じゃないはずです。 例えば応援団長もそうですし、スタジアム関係者もそうですし、グッズの店長さんだってそうです。 『ミュージシャンになりたい』 CDを出して、BIGEGGでコンサートをするだけが夢じゃないはずです。 カラオケの打ち込みだってそうですし、パブで歌っていてもそうですし、TVCMのBGMを作ったって、 イメージビデオのBGMだって、立派なミュージシャンです。   ひとつの夢はとても大きな可能性を秘めています。 七夕で、みなさまはどんな願いを込めたのでしょうか。 ペルセウス座流星群ももうすぐ来ます。



6月11日

 先日、GNさんに会いました。  彼は心理学者へなるべくカナダに留学しているのですが、研究の発表ということで一時帰国したのです。 もう、何年ぶりになるでしょうか。頭が少し薄くなったぞ。GN。 結構苦労しているようです。 彼の研究のテーマは、そして彼のテーマに至るまでのことはとても興味深いものなので、 ここで少し記してみたいと思います。 彼の研究テーマは、人の感情とか、体力とか、健康とかが○○にどのように影響されるか、 ということです。(極秘研究だそうで、○○の中身は秘密です) ところが、彼は最初からその研究をはじめたわけではありません。 最初は、児童心理学から入っていったのでした。それはもう10年以上も前のことです。 「児童心理学を学ぶためには児童と接しなければ」 そう思い、彼は働いていたメーカーを退職し、幼稚園に勤めたのでした。 しかし、幼稚園なんてそんなに簡単に求職があるわけないですよね。 そこで彼は電話帳を何冊も集めて、片っ端から幼稚園に電話をしたのです。 そして、運良くあるひとつの幼稚園に「運転手」として採用されたのでした。 (運転すればブツけてばかりのGNさんが、です。しかも普通免許しか持っていないのに、です。) 彼の、その行動力(しかも何に対しても臆しない)は、本当にたいしたものです。 (隅田川の花火大会のビューポイントも同じです) たいてい、「ダメじゃないかな」とか「変なこといわれたらヤだな」とか そういう精神的プレッシャーを受けるものですが、そんなこと全くお構いなしなのです。 (うお座なんですよ。いい方向にその星座が働いている、といえるかもしれません。)
 ところが、しばらくすると、やたら園児が騒ぐ日と、おとなしい日が極端にあることに気付きました。 なぜだろう? と彼は思わないで、「○○の影響じゃないかな」とすぐにインスピレーションが 働いてしまう(しかもそれが当たっている)のがうお座の彼らしいのですが、 それ以来、○○の影響が人体(感情)にどのように影響を与えているのかを研究しているそうです。  今回、彼と話していたのは、その研究において自分がサンプルになるということでした。  研究はデータが必要です。しかもそのデータは連続性でなければなりません。 そのために、彼は血圧計と心電図計を24時間離さず身に付けているそうです。 しかもそれは「俺が死ぬまでやる」ということです。    どんなことでも、一生懸命それに一生を捧げられるということは、とてもすてきなことです。 彼自身も「俺は頭はバカだけど、ひらめきはあるよ。」と言っていましたが、 本当に頭が良いとは思えません(ゴメンね)。でも、その情熱とひらめきのすばらしさ、 それは本当に頭が下がります。 彼を見ていると、本当に「なせばなる」のが良くわかります。 「イメージだよ、泉、イメージ」 彼の言葉です。 「こういうふうになりたい、こうしたい、ってイメージするんだよ。」 「そして、そうなったとき、そうしている自分をイメージするんだよ。」 そうすれば少しずつでも近づいていく、と彼は言います。   『イメージ』 この言葉はGNさんから本当に学びました。 占いをしていても皆さんによくお話しする言葉です。  あなたがもし落ち込んでいるのなら   『元気のいい自分をイメージしましょう。』 恋人とはなれていて寂しいときは   『次のデートのときをイメージしましょう』 とっても欲しいものがあるときは…   『それを手に入れて輝いている自分をイメージしましょう』   あなたが男性なら、会話に詰まったとき彼女にこう切り出してみてはいかがですか? または、最初のデートのときに。 「どんなイメージ? 僕とどのようなイメージで今過ごしたい?」 そこで彼女が「遠くで光がぼんやりしていて…」とか 「なんか元気が出るところ」というように応えてくれればしめたものです。 後はその彼女のイメージを具体化すればOKです。




5月6日

 先日ルノアール展に行ってきました。私は絵画はあまり詳しく無いのでほとんど行かないのですが、 たいていいくと頭が痛くなってしまいます。それは絵画に限らず博物館とか展覧会とか、まぁ、芸術的な 物に触れるとそうなってしまいます。作者のパワーが私の中に入ってきて、攻撃してくるんでしょうね。  入り口でイヤホンをかりて(作品の解説をしてくれる優れものがあるのです)ひとつひとつ観ていきました。 ルノアールというと、やはり人物画ですね。とても愛らしい少女の絵が何点かありました。 販売所で、その絵の模写を売っていたのですが、20分くらい絵の前で悩んで迷ってけっきょくやめました。 68000円でした。その価格自体は安いと思いましたが、その値段ですと私は20人以上占いをしないと なりません。そう考えるとお金の重要さが身に染みます。 結局もう少し小さくてキャンバスに描いてあるものを買って帰りました。  あと、ケータイのストラップも。

  今日は若いカップルさんのお話しです。若いといってもおそらく皆様と同じくらいだと思います。 彼女は、今までに本当に自由奔放に過ごしていたそうです。両親と同居なのですが、 真夜中に遊びまくることが良くあったそうです。両親からは 「新聞屋さんが来るまでには帰ってきなさい」とよく言われたそうです。 友達と飲みに行くことはよくあったそうですが、今まで男性とお付き合いをしたことは ほとんど無かったそうです。夜遊びをすることはあっても、男遊びをすることは無かったということです。 一方彼のほうは、とてもまじめなのですが、彼女のその遊び方に惹かれていたそうです。 晴れてふたりはお付き合いをすることになって… 普通そうなると、ハチャメチャに遊びたくなるじゃないですか。 彼にしてみれば「やっと彼女を射止めることができた。これを機に彼女と夜通し遊ぶぞー」みたいな。 ところが、彼女はお付き合いをしたとたんに、夜、出歩くことを拒みだしたそうです。  そんなふたりの将来は… と、占いの結果はここでは割愛しますね。  ただ、彼女は彼がいないところで私にこう打ち明けました。  「今までは、その時に遊べればよかったんです。明日から一切遊べなくなっても。  両親に、外出禁止を言い渡されても、勘当されても良かったんです。  でも、今は違うんです。彼とのお付き合いは大切にしたいのです。  両親にいつか彼との交際を打ち明ける時が来るでしょう。その時に『彼と夜遊びしていたのか』  と思われて、彼の印象を悪くしたくないんです。私にとっては彼はとても大切ですから。  次のデートにつながるように、もう、昔みたいに夜通し遊ぶことなんてできないんです。」  
 彼の立場からすれば『どうして今まで夜遊びしていたのに、僕とはできないの?』 と疑問をもつことでしょう。でも、彼女はそれなりのことをきちんと考えているようでした。  「でも、そのことはきちんと彼にもお話しした方がいいよ。きっと彼は心配しているだろうから。  ちゃんとわかれば、もっともっとお互いの理解が深まると思うよ」 私は彼女にそう伝えておきました。    お付き合いの仕方もいろいろあるものです。 また、どうしたって、どんな恋愛だって「ふたり」ということはありえません。 周りとの関係は起きてくるものです。 その周りとの関係をどのように乗り越えて、ふたりの関係を長続きされるのか。 彼女は、『ただそのときの楽しみ』よりも『より長く続く』ということを考えたのです。 おそらく彼女自身ももっともっと彼と一緒の時間を過ごしたいでしょう。 彼の望むように夜通しふたりでいられたらとても楽しいことでしょう。 しかし、そうしないから、彼のことを思っていない、愛していない、とはいえないのです。 愛の深さは、相手のことを思っている気持ちは、行動だけではわからないものです。 そこに、『考え』があるのですね。 でも、その『考え』は相手に伝えなければいけません。 ふたりがより信頼できるようになるためには。  
彼が彼女のことをきちんと理解して、ふたりで考えて、ふたりで決めて、そして本当に 末永く信頼しあい、お付き合いを続けられることを願っています。




2月25日

 今日は「親からみた子供の人生」と「自分からみた自分の人生」ということで少し記したいと思います。 このサイトに訪れているみなさまは、若い方が多いので、なかなか理解できない面もあるかもしれません。 先日、私のところにある女性が相談にきました。彼女は2児の母親です。  子供は小学2年と5年の男の子です。特に大きな悩みがあるというわけではなかったのですが、 下の子が、落ち着きがなくて少し困っているということでした。 「お兄ちゃんはとてもしっかりしていて、頼りになるし、自分がお兄ちゃんであることを  自覚しているみたいなんです。でも、下の子は本当に落ち着きがないし、飽きっぽいし…」 早速ホロスコープを見てみたのですが、私は全く別のことを彼女に言わなければなりませんでした。
 彼女は、お兄ちゃんのことはとても安心してみていられるようです。 対して、弟の方は、これから先どうなるのか心配になっているようでした。   しかし、それは「母親から見て」なのです。もしくは「周りから見て」でもいいかもしれません。  お兄ちゃんの方はしっかりしているのですが、そこにはとても葛藤があります。 「こうしなければいけない」 「他人に対してこうしちゃいけない」 「こういうふうに振舞わなければいけない」 「遊びたいけど、遊んでばかりいてお母さんを困らせちゃいけない」  お兄ちゃんは、そういう葛藤を背負って生きています。 小学5年生にして、既にそういう葛藤の中で人生を歩んでいるのです。 周りの人に対して、「親に対して素直で」いい子に映ります。 反面下の子は、とても自由です。そして「自分に素直で」楽に生活しています。 そしてこれからも彼は好きなことを気ままにして、自由に生きていくでしょう。  
私は彼女に、「幸せ、っていうのは、親の価値観で決めることではないんですよ。 どんな生き方をしても、彼自身が自分に忠実で、責任を持って、そして幸せに生きることが幸せなのです。 今はまだ落ち着きがないかもしれませんが、あなたがきちんと育てているんでしょう? だったら信じましょうね。」 と伝えました。しかし、もうひとつ、付け加えなければなりませんでした。 「この星の配置なら、下の子よりも、お兄ちゃんの方が心配です。お兄ちゃんには、 『もっと楽に生きていいんだよ。』『もっと自分の好きなことをしていいんだよ』と 少しプレッシャーからといてあげることが必要だと思います。」   親であれば、自分の子供に対して『きちんと育って欲しい、しっかりした大人になって欲しい』 と思うものでしょう。 しかし、しっかりした大人とかきちんとした人、って言うのはどういうことをさすのでしょうか。 「こうである」 それが唯一の幸せではありません。そして『幸せであるかどうか』というのは周りが決めるのではなくて、 その本人が決めることなのです。 今回は親の育て方が問題なわけではありません。 しかし、親から見た理想論と当人の幸せとは一致しない場合が多いものです。 自分の子供を信じてその子らしく、その子のいいところを理解して伸ばしてあげたいものです。    星占いは、冷静に性格を映し出します。「こうなって欲しい」「こうであって欲しい」または自分で 「こうなりたい」「こうしたい」そう思っていても、実際にはできないことがたくさんあります。 それをその人のパーソナリティーとして、認めることが必要です。 自分の個性として、ずっと(楽しく)付き合っていくことが必要なのです。 自分の体重はある程度コントロールできます。自分の身長はコントロールできません。 それと同じことです。  


  
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