12月31日 

あっという間に今年も残すところ数時間になってしまいました。
これを読んでいるみなさまは新年を迎えたかもしれません。
今年はみなさまどんな年でしたか?
私はダメでしたねー。もう歳なので、無理が利かないのでしょうか。
精神的なプレッシャーは数年前と比較してまったくないのですが、
(そのおかげで頭痛持ちだったのも解消されています)
なかなかイメージどおりに過ごすことができませんでした。
でも、あるひとつの分野(アルバイト)ではそれなりの成果を収められたと思っています。
とりあえず、今年はそれでよいか、な。と。

夕方日が暮れて花火が鳴り響いていました。
今年はイマイチだったなーと思いながら、その花火をみていると、
「やっぱり今年は良かったなー」と思えてくるようになりました。
そんなことを思いながらいると、KUさんから電話がありました。
「今年もお世話になりましたー」
そんなところがKUさんの優しいところであり、まめなところです。
その電話の後でよりいっそう「今年もいい年だったじゃん」となんか思えてきました。

今年を良い年にするかどうかは気の持ちようなんですね、きっと。

KUさんの電話の後、最近元気がないというメールをくれたSYさん(99年1月2日参照)に
早速電話をしました。
するといつものようにおちゃらけて楽しい話をしました。
彼は。。。ま、彼の話はまた後日に譲るとしましょう。
「泉、いつもありがとう」
「いーえ、こちらこそ、来年もお互いがんばろうね」
久しぶりに彼の元気な声が聞けてよかったです。
「なんだ、今年も本当はいい年だったんじゃん」

みなさまはどんな一年でしたか?
あまり良くなかったなーと思っているアナタ。
楽しかったことを思い出してみましょう。
きっと今年も良い年だったと思えると思いますよ。
それか、お友達に電話をしてみましょう。
きっと「いい年だったんじゃん」と思えてくるでしょう。

どうですか?



12月17日 

街がとーってもきれいになっていますね。
私の住んでいるところでも、イルミネーションがきれいです。

ここしばらく疲れ果てていましてパワーが出ませんでした。
風邪もひいてしまいましたし。
なんか日記を書くたびに調子が悪いって書いているようですね。
耳鼻科に通ったり、歯医者に行ったり、注射を打ったり、忙しいものです。(笑)

毎週日曜日はペペロの冒険です。
残念ながらあまり人気のないアニメだったので話しをできる人が少ないです。
私はオリジナルの放送を見ていたはずなのですが、物語はまったく記憶していませんでした。
だから毎回新鮮です。
今回も考えさせられることがありましたが、ここでは割愛しましょう。

先日あるラジオでとてもほっとするようなお便りが読まれていました。
それは旦那さまが単身赴任されているある奥さまからでした。
彼女はある日の朝、夢を見ました。
大地震が来て、洪水になり、旦那さまと一緒に住んでいた家が流されてしまう夢です。
その夢が怖かったということではなかったそうですが、
起きてすぐに旦那さまにメールを送ったそうです。
「大地震が来て私たちの家が流されてしまった」と。
そうしたら、彼からは
「大丈夫だよ、家はちゃんとあるよ。」
という返事が返ってきたそうです。そしてそのメールには、
「でも、もし流されちゃっていたとしても、そのときはまた建てればいいじゃん」
とも記されていました。
彼女は旦那さまからのそのメールを受け取ったときにとてもうれしかったそうですが、
たまたま一ヶ月前に住宅ローンの借り換えをしていたこともあり、
「でも、お金がない。。」とメールを打ったそうです。
そうしたら旦那さまは
「大丈夫だよ、僕が働くから。
それにお金がなかったら、隣のアパートに一時引っ越していればいいじゃん。
そしてお金がたまったらまた家を建てようよ」
と、返事をくれたそうです。

「仕事だから忙しい」
「出勤前に何言っているんだ」
「そんなの夢だよ」
普通そういう答えが返ってきておかしくはないですよね。
でも、彼女の夢に、彼はその続きとして受け答えしていたのです。

そのお便りの最後に奥さまはこう書かれておりました
「普段は電話もよこさないし、帰ってきても会話もない旦那に対して
これほどの愛を感じたことはありませんでした。
夫婦も長年連れ添うと自分勝手になりがちで、
若いころのお互いの優しさなど忘れてしまうものです。
『愛している』なんて、もう似合わない年になってしまいましたが、
ほんのちょっとした会話の中でお互いの気持ちを表現することはできるのですね。」

ここに訪れるみなさまは若い方が多いのですが
それでも、『愛している』といえなくなってしまっているカップルさんはいらっしゃるでしょう。
たとえ『愛している』といえなくても、
その表現方法はいくらでもあるのですね。
それも、毎日のちょっとした会話の中に。

11月17日 

毎週日曜日は朝7時から「アンデス少年ペペロの冒険」の時間です。(笑)
先週日記にペペロのことを書いたところ、Tea Room に、「どのような内容なのですか?」
というとてもうれしい投稿がありましたので、
調子に乗って今日もそのことを記したいと思います。

物語の詳細に関しては、こちらが準公式サイトみたいになっているようですので、
ご覧になってください。私も掲示板などで投稿しています。
(最初はハンドルだったのでお気軽な投稿になっています、ご了承ください=というか見ないでください(笑))

この物語は、ペペロという少年がお父さんを探しに旅をする、という
母を訪ねて三千里の男の子バージョン(?)みたいなものです。
それで、第1話でも感じたのですが、今回も同じようなことを感じましたので
ここに記させていただきます。

以前 Tea Room にこんな投稿がありました、
「両親がとっても厳しくて、門限も厳しくて、なかなか自由にできません」

私は厳しい家庭に育ったわけではないのですが、
過保護な母親に育てられましたので、その気持ちの半分はわかります。
厳しい親と、過保護の親は違います。
しかし両者とも「自分の価値観でしか子育てができない」という意味では同一といえるでしょう。
「ああしてはいけない、こうしてはいけない、こうしなきゃいけない」
それらはみんな
「あなたのために言っているのよ!」
ということになるのですが、所詮彼らの価値観を子供に押し付けているに過ぎません。

ペペロ(物語では10歳)のお父さんはペペロが3歳のときに
貧しい村の人たちを救うために伝説の黄金郷を探して旅にでます。
お母さんはそれ以来7年間ペペロとふたり暮しです。
ペペロは10歳の誕生日にお父さんを探しに旅に出る決心をしました。
7年間もペペロとふたりきり、しかもお父さんと同じ目的で旅に出るというのであれば、
お母さんとしては「行って欲しくない」と思うことでしょう。

しかし、お母さんはお父さんのことをまだ愛しており、誇りに思っていました。
その「お父さんの子供」であるペペロに、同じように旅をさせるのです。

第2話は「アステコ」という少年が出てきます。
とてもワンパクな少年なのですが、弟思いの気の優しい少年です。

アステコは貧しい家族を幸せにするために、ペペロたちと一緒に旅をしたいのですが、
弟たちが心配で旅に出ることができません。
そのときにお父さんがアステコにこういうのです。
「アステコ、思いっきり冒険して来るんだ!」
お父さんは自分の息子に、こんな貧しい町でくすぶっていないで、
男として旅をさせたかったのでしょう。
アステコのお母さんは
「ペペロたちが待っているわよ。早くお行き。」
と、そのひとこととお弁当(?)だけを持たせてアステコを旅立たせるのです。
母親として、アステコの弟思いの優しさを、別の力に変えさせたのです。


このアニメは「日本PTA全国協議会」というなにやらお堅い人たちの推薦がついています。
PTAですから、全国の教師、お父さん、お母さんといったところでしょうか。
彼らはこのアニメを子供たちに見せて
「ペペロは偉いね、お父さんを探しに行くなんてとても勇敢だね」
というようなことを子供たちに言い聞かせたかったのでしょうね。
たしかに、ペペロたちは勇敢に旅を続けることでしょう。
しかし、同時にペペロやアステコの親(自分たちと同じ立場)にも
注目をして欲しかったと思います。
そうすれば、彼らの子育ても違ってきたことでしょう。

冒険させることは親にとっては勇気のいることで認められることではないかもしれません。
子供はいくつになっても子供です。
ですが、冒険することによって、判断力と考察力、実行力は養われていくでしょう。
お父さんを探しに行く、貧しい村を救うため、弟や家族を助けるため、
みたいな理由付けは現代には当てはまらないでしょうけど、
冒険すべき理由付けは現代でもいくらでもあるでしょう。
もっとも、そのことを分かっていながら冒険できない自分もそこにいます。

第1話でペペロのお母さんもそうでしたが
第2話でのアステコのお父さん、お母さんもまた同じように子供に旅をさせます。
もう会えないかもしれないのに。


アステコの旅立ちは、村人たちのみんなが見送ってくれたペペロの旅立ちとは違い、
弟ふたりが見送ってくれるだけの寂しい旅立ちでした。
でも、それだけにアステコがどれだけ弟思いだったのかということが分かります。

アステコは、お母さんにもらったお弁当を木の杖にくくりつけ、
先に旅立ったペペロを追いかけ、旅に加わります。
その、木にくくりつけたお弁当(?)は、あたかも愚者のカードをイメージさせます。
アステコは、愚者のイメージにちょっと似ているかもしれません。
アステコと同じように、タロットの「愚者」も旅立つ前には
さまざまな葛藤があったことでしょう。
それらを、杖の先の袋にくくりつけているのでしょうね。
私は愚者を解釈するときに「自分」ということにのみ焦点を当てていましたが、
その背景にあるものを、これからはもっと深く読んでいくことになるでしょう。
弟思いのアステコも、愚者にならざるを得なかったように。
どんなに気持ちが優しくても愚者になる必要があるときもあるでしょうね。

これからどんなたびが続くのか楽しみです。



11月11日 

「ペペロ」って知ってますか?
先日記したとおり、日曜日の第一話目の放送を見ました。
まるで昔の恋人にタイムマシンに乗って会いに行くように、
私は録画したビデオを3回、合計4回も見てしまいました。
私はテレビが本当に嫌いなので(テレビがなかった時期もあるくらいです)すが、
そんな私が4回も同じ放送を見てしまうなんて自分でも考えられません。

とっても感激的で、いろいろ感じるところもあったのですが、
「所詮アニメだから」ということで終わってしまうかもしれませんので割愛します。

武富士のコマーシャル、みなさまご存知だと思います。
若い女の人が踊っているアレです。
私はあのコマーシャルが好きなんですね。
音楽もなんか元気が出ますし、
踊っている女の子たちがとても活き活きとしていて楽しそうだからです。
私は運動がニガテでしたので、身体を自由に動かして自己表現し、
そしてとても楽しそうにしている彼女たちに恋心すら抱いてしまいます。
と、この歳になってそういうことを記すとヘンタイになってしまうので訂正します。
そしてとても楽しそうに踊っている彼女たちをみるとすがすがしい気持ちになります。

先日ある女性にお会いしました。
彼女はLyrical Assistant で占いを依頼してくれた人です。
それ以降何度かメールをしたことはあるのですが、
たまたまお互いのの都合がついたのでお会いし、占いの話をしていました。

その彼女が「ジム」に通っているそうで。
身体を動かしたり、水泳したり、とにかく身体を鍛えているそうです。
週に2〜3度、会社勤めの後に行っているそうです。
たまに疲れていきたくなくなるときもあるそうですが、
でも、がんばって続けて行っているそうです。
体調が悪いときに無理をしてジムに行くと
次の日に身体に堪えるそうですが、
それでも、その身体にかかるプレッシャーは
「昨日自分ががんばった証だよ」ということでした。

継続するということは立派なものです。
私は最近習い事をチョットサボりがちだからなぁ。。。
でも、
「行こうかどうしようか、って迷ったときにね、無理をしてでも行くでしょう。
そうすると必ずなんか良いことがあるんだよ。来て良かったって思うんだよ。」
という言葉には納得がいきました。

彼女に「どうして『ジム』で鍛えているの?」ということを聞いてみました。
チョット意地悪にも思えるその質問に彼女はサラリとこう答えました。
「尾瀬さん、そんなのなんてことないよ、ただ自分のためだよ。自分を鍛えるためだよ」

若い女性ですから、
「ダイエットのため」とか「ステキな彼をGETするため」とか
そういう答えが返ってくるのかと思いましたが、
そんな雰囲気は微塵も見せませんでした。
「自分のため」。それが長続きする秘訣なんですね。

彼女はそうやって今日も汗を流しているのでしょう。
(う"〜 それに比べて私のこのぐうたら生活は何だ!!)

人と会うとたくさんの元気をもらうことができますね。


11月 9日 

少々体調が悪かったので、今度は耳鼻科に行ってきました。
この日記を読んでいるとなんかしょっちゅう体調を悪くしていますね。
でも、みなさまと同じくらい普段は健康です。
私は、病院が好きなのでどこか悪いとすぐに行ってしまうようです。
(心配性なのかもしれません)
若干難聴の気はあるようですが、しばらく通っていれば治るようです。
実生活には不自由しませんし。
でも、治療が痛いんですよねー、涙が出るくらいに。

****

「ペペロ」って知ってますか?
おそらくこのサイトを訪れているみなさまは知らないと思いますが、
1975年に放映されたアニメです。
「アンデス少年ペペロの冒険」というのがそのアニメの題名です。
ペペロという少年が父親を探して(?)黄金郷エル・ドラドに向かって冒険していくアニメです。
ちょうどGEORGEが他界したときに私は使い物にならなくなってしまい、
「聖杯6」のように過去の自分を追いかけていました。
そのときにたまたまペペロ関係のサイトを見つけました。
とてもよくできたサイトだったのですが、残念ながら管理人の方は
その後不慮の事故で他界されてしまいました。
そこからのリンクでたどり着いたのが「輝きの都」というサイトです。
先日何気に訪れたそのサイトでペペロの冒険の再放送がCSであることを知りました。

私はそのアニメを全部見たという記憶もないですし、
ストーリーもほとんど覚えていません。
ですが、「コンドルは飛んでいく」を編曲したオープニングテーマ、
エル・ドラド、というのは幼いながらも心に残っていました。
わずか半年の放映だったにもかかわらず、です。

それから何年も経ったある時期、FMワイヤレスマイクを使った
交信が友達との間ではやりました。
そのときに、お互いのことをニックネームで呼びあってたのですが、
私のニックネームは「ペペロ」でした。

とてもマイナーなアニメですので、ご存知の方の方が少ないと思いますが、
(もしかしたら誰もいらっしゃらないかもしれませんが)
とっても、いや私の中では一番心に残ったアニメでした。

再放送されるなんて夢にも思っていませんでしたし、
もう、ストーリーも忘れてしまっているので、
ここでみなさまにお勧めするのもどうかとは思いますが、
ペペロを知っている方は、おそらく再放送を待ち望んでいらっしゃるのではないかと思い、
ご報告がてら記させていただきました。

これで私はまたしばらく使い物にならなくなるかもしれません。(笑)
その後私はペペロから、フォルクローレ(クリスティーナ&ウーゴ)の音楽の世界へと
入り込んでいくのです。


あと7時間です!!
再放送もありますからみなさまよろしければどうぞ。


10月29日 

先日、親しくしていただいている占い師さんにお会いしました。
お気に入りのお店(新橋にある例のお店です)で、お気に入りの人と、
大好きな占いの話をする。これは私にとっては至福のときです。
料理もとってもおいしいですし。。。

実は、その占い師さんはマルセイユ版を使用しています。
んで、私は以前に買ったマルセイユ版の解説書があったので
それをお貸しすることにしました。(実は読んでいない)
せっかくお貸しするのだから、行くまでの電車の中でだけでも目を通しておこう!
ということで序章から読み始めました。
読んでいない理由はマルセイユ版の解説書だということと、
出版社に対してあまり良い印象を持っていなかったからです。
しかし・・・
しばらく読み進めていくうちにその本に引き込まれている自分に気づきました。
マルセイユ版ですから、徹底的にウエイト版を否定しています。
ウエイト使いの私にとってはその本を読むこと自体が謀反なのですが、
なかなかどうしてこれが結構面白いのです。
最近のウエイト版の解説本よりも、はるかに興味を惹かれました。

ということで、その本は快く(自信を持って?)その占い師さんにお勧めすることができました。
気に入ってくれると良いのですが・・・

その占い師さんとはたくさんの話をしましたが、
まぁ、占い師としての苦労話みたいなものですので、
ここでみなさまにご披露するまでもありません。
ですが、そうやって熱心な占い師さんとお話をすることは
とっても刺激になりますね。
よーーし!  私もがんばらねば!!

その占い師さんはいま、タロットをメインとして占いをしているのですが、
「なにか、別の占いも取り組んでみようかと思っています」とのことでした。
その占い師さんの周りには四柱推命が身近にあるということでしたが、
私は(当然のことながら)星占いをお勧めしておきました。

星占いとタロット占いはとても相性がよいと思います。
その占い師さんも、何を次に取り組もうかと思って占いをしたときに
「タロット占いと関連の深いものが良い」と出たそうですので、
なおさら星占いはお勧めだといえるでしょう。

Lyrical Assistant でのご回答にも、星占いはなくてはならないものとなっています。
その人の性格を見て、そして相性を見て、というのに星占いは欠かせないものとなっています。

その占い師さんはもちろんまだ星占いを使用していません。
でも、このようにおっしゃっていたのがとても印象的でした。
「相性、というのはね、その人の気持ちがイライラしたり、悲しくなったり
何かを犠牲にしなければならなくなった時点で、
あまり良くはないということなんですよ。」

私も本当にそう思います。
恋愛は常にGIVE&TAEKです。
GIVEし続けるだけの恋愛、TAKEだけを求める恋愛、それは長続きはしません。
そして、恋愛は楽しくて気持ちの良くて生活がステキになるべきものです。
恋をしていることで生活がすさんできたり、気持ちが落ち込むようでは
それは本当の恋とはいえません。

星占いも、タロット占いも、幸せになるためのマイルストーンです。



10月8日 

先日、久しぶりにある女性にお会いしました。今日はこのことを記したいと思います。
彼女とは2年ほど前に合唱を通して知り合いました。(年末の第九を一緒に歌った仲です)
当時彼女は高校2年生でした。
おじさん、おばさんが多かった中、若くてきゃぴきゃぴしていて多少浮いていたような?感もありましたが、
若い私は(ウソ)彼女と、その友達の高校生(男性)さんたちと仲良くなりました。
何度かお互いの演奏会に招待したり、招待されたりしていましたが、
ここ半年ほどは連絡もまったくしていませんでした。

彼女とふたりきりで会うのは初めてですが、彼女が大学の「心理学」を志望していたこと、
そしてそれを目標に一年間浪人していたことは知っておりました。
心理学を選考している彼女ですから、歳はかなり離れてはいるものの、話は結構合いました。(カナ?)。
GNさんの話なんかとても興味深く聞いておりました。

「年上の男性の話を聞くことは普段できないことだから、とても貴重なんです」
という彼女の言葉がありましたので、年上の男性らしく(笑)話をしていました。
心理学を志望しているので、占いにも多少は興味があったようです。

「宗教」ということでいつだったかこの日記にも記させていただいたことがあります。(99年6月4日参照)
このことについてはさまざまな批判がおありかとは思いますが、少々お付き合いください。
彼女と宗教の話が出ましたので、私はそのことを話しました。
「宗教はとてもいいことを言っていると思うよ、だけど。。。」
宗教の新聞に最近興味を示したという彼女に対して、
宗教はとてもいいことを言っているということ、とても理想的なことを言っているということ、
しかし、それを実生活でいかに利用していくのか、自分なりに消化していく必要があるということ、
そしてそれは宗教にのめりこむほど難しい(のではないか)ということなどを話していました。
彼女は宗教に入っているわけではありませんでしたので、
私のそのことに対して素直に理解を示してくれました。

彼女は本を読むのがとても好きだそうです。
今は受験勉強でなかなか時間が無いそうですが、それでもたくさんの本を読んでいるといいます。
実は、私は本がニガテです。
How To 本は別として、小説などはほとんど読んだことがありません。
それは簡単な理由です。
どんな小説を読んだって、実際の生活に役に立たなければ意味が無い。
感動や、享楽や、悦楽や、、、それらさまざまなものを享受すること、吸収することに対して
それほどの価値観を見出してはいませんでした。

Lyrical Cards はタロット占いのサイトですが、
そんなサイトでも、星占いの重要性と神秘性は自信を持ってお勧めできるものです。
実は、私のチャートはあまり特徴が無く、それほど興味の沸くものではありません。
(瑛利奈先生との勉強の場でも、自分のチャートを使うということはほとんどしませんでした。
それほど特徴の無いチャートです。)
そんな私のチャートでも、私の基本的人格をとても序実に表していることに
最近気づき始めました。

私は、事務(というか秘書)のアルバイトをしているのですが、
そこでご一緒させていただいている人が(彼はその会社ではとても偉い人なのですが)
私ととてもよく似たチャートを持っていました。
とても偉い人なのでとても尊大です。
ただ、私のことは偉く気に入ってくれて、よく食事をご馳走してくれたりするのです。
似たチャートを持っているのできっと扱いやすいのでしょうね。
似たチャートを持っているということは、彼がどのようにしたいのか、
どのように接すれば気持ちよいのか、どのようにすれば満足するのか、
それらが比較的良くわかります。
要するに、自分がして欲しいことをすればよいことですから(笑)。。。
彼と接していくうちに、彼のその尊大さというのがだんだん理解できるようになってきました。
というか、ハッと気づいたことがありました。
「これって今までの自分じゃん」(ちゃん、ちゃん♪)
改めて自分のチャートを見直すと、そこに弱点が浮き彫りになって見えてくるのです。
(タロットの一人占いはニガテなのですが、チャートの一人読みもニガテのようです)

そんな話を彼女としていたときに
「尾瀬さん、そーなんですよね。私も本を読んでいて思うんですよ。、
イヤな人っているじゃないですか、性格悪いナーこいつ
って思うんですよ。でも、そこでハタと思うと
『それって私じゃん!』
って気づくんですよ。そうすると3日間くらい落ち込むんですよね」
と彼女が言ったのでした。
「・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「オゼサンドウシタノ?」

私はほんの30分くらい前に話した自分のことを
本当に反省いたしました。
結局私は『宗教新聞から具体的にどうやって実生活に生かすかだよ!』
なんて大それたことを言っていたクセして、
小説や、テレビドラマからそれらを見つけることができなかっただけのことでした。
それだけの能力というか力というか、意識というか、とにかくそういうものが欠如していたわけです。
まったく持ってお恥ずかしい限りで。。。

彼女からは、その気付きを与えていただきました。
今まで私は小説を読んだり、ドラマを見たりすることを否定していました。
いえ、馬鹿にしていたといっても良いでしょう。そこに価値を見出していませんでした。
理由は前述のとおりです。
しかし、彼女のその言葉は、それがいかに間違っていたのか、
間違っていたというか、活用方法、実生活への取り入れ方法を
知らなかったのか、またはそれができなかったのか、
それを気づかせてくれました。

ドラマを見ること、小説を読むこと、
これは私には多分できないことだと思います。
でも、考え方が少しだけ変わっただけでも前進したような気がします。
そのことを気づかせてくれた彼女には、本当に感謝です。


9月1日 

今年の夏は本当に暑かったですね。
暑かったからなのか、もう歳だからなのかわかりませんが、
本当につらかったです。
6月ごろに体調を崩してからぜんぜんダメですねー
って書いてからぜんぜんダメです。
毎月の占いも今回はおやすみをさせていただきました。本当にすみません。m(__)m

今日は私の所属している合唱団の個人の発表会でした。
私の所属している合唱団は、毎年秋に演奏会をします。(今年は11月23日です)
それとは別に個人での発表会が年に2回あります。
今日はそのことを記しますね。

個人での発表会の前に、先生から個人的に指導を受けることができます。
私は課題をもらって、それをひとりで練習していたのですが、(サボリ気味でしたが)
2週間前の日曜日に個人指導を受けることができました。
最初に通して歌います。
「う゛〜 すごいヘタ!!」
自分でもイヤになるくらいヘタクソでした。
そんな私のことを先生は上手に指導してくださるのです。
指導はわずか30分なのですが、30分後に最後に通して歌うと
「おぉ!なんてこんなにうまいんだ!!」
と思えるほど見違えるように上達をしていました。(かな?)
ま、そんなこんなで気分をよくして、家でも練習をした甲斐があり、
今日は無事演奏を終了することができました。

プロですね。
『これが先生(プロ)というものなんだな』と、本当にその30分の練習で思いました。
どうしようもなくヘタな人を、わずか30分で見違えるように上達させる。
それはほんとうにすばらしいものだと思います。
その人のレベルを、やる気を、情熱を、わずか30分で変えることができるのです。
占い師はタロットでいえば『魔術師』ですが、
あの先生は本当にマジシャンですよ。

予断ですが、私はその個人の発表会のときに始めて歌ったときに
先生にこういわれたことがあります。
「尾瀬さんの声はとてもLyricalだよ。2のセンがとっても似合っている」
私は歌やオペラに詳しくはないのでその「2のセン」というのが良くわからないのですが、
声が "Lyrical" といわれたことがとてもうれしく感じました。
同時に先生は
「声の質によって歌える曲というのは決まってくるんだよ」
とおっしゃっておりました。それは音域も当然そうなのですが、声質だそうです。
その人の声質にあった曲をするのが絶対に良いそうです。
幸い私に提示された今までの曲を、私はとても好きになることができました。
そういう意味では好みの曲と声質があっていて幸せなのかもしれません。

どこの世界にもプロはいらっしゃいますが、
声を聞いて、この曲があっているよ、と生徒に提示して、
さらにそれを上手に仕上げてあげる。
これは本当にすばらしいのだと感じました。
あの先生に出会えて幸せなのかもしれません。


・・・
長くなりますが、もう少しお付き合いいただけますか?
発表会が終わるとそこでお食事会があります。
うちわだけのざっくばらんな食事会なので、いろいろな人と今日の感想を言ったりします。
これを機にお目当ての人にお近づきに。。。と思ったのですが、
なかなか、なかなか。。。(笑い) 競争率は高いようで。。。(爆)

せっかくの食事会だったのですが、一人モクモクと食べている方がいらっしゃったので、
声をかけてみました。
彼女は演奏のときはと〜っても上がっていたようでした。
でも、声が通るところもあって、その「キンチョー」が解けるとおそらくもっとステキになることでしょう。
そんなことを話していたのですが、驚いたことに彼女は昭和9年生まれだそうです。
もう68歳だそうです。
68歳って言ったら私の親より年上ジャン。
彼女も言っていましたが
「こんなおばぁさんが、若いこと一緒に歌うことができるというのは幸せなことだよ」


・・・
もうひとつ話してよいですか?
今日の演奏会では夫婦で参加された方がいらっしゃいました。(親子もいましたねー)
その方は、旦那さまが合唱団に所属しています。
その旦那さまは娘さんと奥さまを連れての参加でした。
彼は奥さまのピアノの伴奏で、熱唱していました。娘さんはそれをじっと見ていましたよ。
子供の発表会を夫婦そろって見に行くということは良くあることですが、
両親の発表会を子供が見るというのもまたステキなことですね。


親子でデュエットしたり、夫婦で演奏したり、
68歳のおばあちゃん(失礼!)が人前で熱唱したり。。。
とっても下手っピのド素人をわずか30分で見違えるようにしたり。。。
恋愛中(?)の若いふたりにはオペラの恋人同士の一幕を演じさせたり
この個人の演奏会というのはとっても深いものがあります。

Lyrical Tea Room にも、オペラに精通されている方がいらっしゃったので
私の演奏した曲目を記しておきますね。
今回は魔笛の「この絵姿はみょーに美しく」という曲でした。
(私はオペラには詳しくないので、どんな内容だかわからないのが残念です)


長い間個人的なことにお付き合いくださいましてありがとうございました。




8月2日 

夏バテしていませんか?
6月ごろに体調を崩してから、なんかぜんぜんダメですねー
気合が入りません。
私は毎週地元の合唱団で練習をしているのですが、それもサボりがちで。。。
昨年は絶対に休まなかったのに、今年は休みがちです。
それで、おとといも体調がすこぶる悪かったのでどうしようか、と思ったのですが、
とにかく老体にムチを打って (-_-)/~~~ピシー!ピシー! 出かけたわけです。
ところが、先生からは
「これは、全部尾瀬さんが歌うべき曲だから」といってCDはくれるし、
オペラを一緒にやった仲間からは「ビデオができたよー」といってテープを渡してくれるし、
パートの仲間からは
「尾瀬さん、これが次回やる発表会の楽譜ですー」
といって、一緒に歌おうと誘っていただけるし、
まぁ、とにかく休んでしまえーッ ッて思っていた自分が恥ずかしくなるほどでした。

停滞から脱出するためには、まず一歩行動しなければならないんですねー
と、本当に感じた次第です。


少々遅れましたが、毎月の占いと、ありがとう6周年記念をアップしました。
ご応募いただいた方には、のちほどお礼のお便りを出しますが、
当選(?)された宮川さん、ご協力を感謝いたします。

Tea Room にも記しましたが、ちょっと説教じみてしまっていますねー
歳をとってきたという証拠でしょうか?

夏バテしないように、十分睡眠をとりましょう。

7月7日 

今日は七夕ですね。みなさまのところからお星さまは見えたでしょうか。
私は七夕が大好きなんです。

今日は生まれて初めてのオペラに出演しました。
オペラも初めてならお化粧をするのも初めてです。
今回やったオペラは「愛の妙薬」というものです。
愛の妙薬というのは「ほれ薬」で、これを飲めばどんな気弱な人でも勇気を持って告白できたり、
知らない間に異性が寄ってくるような、そんなすばらしい薬です。
でも、実はそんなのはなくて、いんちきなんですね。そのいんちき商人の従者の役をいただいたのでした。
オペラといっても、オーケストラがあるわけでもないですし、演出家もいません。
大道具、小道具もみんな手作りです。
ですがとても楽しいステージで、結構みなさま喜んでいただけたみたいで一安心です。
私は初めてだったのですが、プロの方の演技、歌を目の当たりにすると
本当に圧倒されます。
歌のうまさもさることながら、表情の作り方、動きなどに無駄がありません。
私は舞台が初めてなのであっちへうろうろ、こっちへおろおろしてしまいました。

占い師は「魔術師」のカードで表されますが。。。

その公演の後、出演者と、衣装、化粧などをお手伝いしていただいた方とで、打ち上げをしました。
みなさま(プロフィールをみていただければ分かりますが)たいそうな経歴の持ち主さんばかりですが、
そこで、老人ホームでの講演会のときのことをある方が話していました。
老人ホームや、障害のある方の施設で公演をしたり、歌を歌うことがあるそうなのですが、
本当に喜ばれるそうです。公演が終わると手を握りしめて泣き出す人もたくさんいらっしゃるそうです。
(こちらがもらい泣きしてしまうくらい、本当に感激してくれるとその方はおっしゃっておりました)
ある老人ホームでは、ヘルパーさんが何をやってもどうにもならないおじいちゃんが
いつの間にか歌を口づさんでいたようなこともあったそうです。
彼はそれを「歌の『気』がつたわる」といっておりました。
タブン知らないであろうイタリア語のオペラの歌でもそれだけ感激を与えることができるというのは
音楽というのはすごい力があるものです。まさに『気』なのかもしれませんね。
(みなさまが、外国語の意味が分からない曲でもノレるのと一緒です)

私が今回ご一緒させていただいた人たちを見ていると、本当にみなさん輝いていらっしゃいます。
輝いているというよりも、笑顔が素敵です。
真剣なときの表情は、もちろん素敵なのですが、
それにもましてみなさん本当に笑顔が素敵です。

音楽(に限らずですが)という、人に幸せや楽しみを提供することに携わっていることが
彼らをそうさせるような気がしてなりません。
自分が幸せな気持ちになれなければ、相手に幸せを提供すること、感動を提供することは無理でしょうから。

今回は「みんなを笑顔にさせる魔術師たち」と一緒に過ごせたことを
とてもうれしく思います。



7月1日 

みなさまもご覧になったかもしれませんが、きのうあるテレビ番組でピンクレディーのミーさんが出演していました。
そして、ピンクレディー物語みたいなものをやっていました。
もちろん私はピンクレディーが大人気だった時代を知っています。
ですが、あまりピンクレディーの歌は好きになれませんでした。特に歌詞が。。。
私はピンクレディーよりもキャンディーズ派でして、キャンディーズの歌の方が曲も歌詞も味があるとずっと思っていました。
(とは言うものの、キャンディーズのファンになったのは解散した後でして、
リアルタイムでキャンディーズを追いかけていたということは残念ですがありませんでした。)
ヒット曲の歌詞や曲の作りには大した違いはないかもしれませんが、キャンディーズのアルバムにのっている曲は、
本当に女の子の恋の気持ちを、時にかわいらしく、時に切なく、時に悲しくまでも表現したものがたくさんあります。
ピンクレディーは最初「クッキー」という名前で活動をしていたそうです。
ほら、「キャンディー」に対して「クッキー」でしょ?
やっぱりキャンディーズの方が偉大じゃん。

ですが、そう思っていたのはそこまででした。
私はピンクレディーの歌を知っています、キャンディーズの歌ももちろん知っています。
その歌で各々を評価していたのですが、ピンクレディーの生い立ち、ミーさんとケイさんがピンクレディーになる前までのことを
昨日のテレビで知ると、ピンクレディーを否定できなくなりました。

ミーさんとケイさんは同じ中学の演劇部だったそうです。
ミー、ケイ、と呼ぶようになったのは、ケイさんが
「あなたのことを、他の人が読んでいる名前と同じ呼び名で呼びたくない。
私だけの呼び方であなたのことを呼びたい。
だからこれから『ミー』って呼んでいい?」
と、ミーさんに言ったことがきっかけだったそうです。
なんともかわいらしいことではありませんか。当時の中学生の女の子が考えそうなことです。

演劇の練習は日曜日もやっていたそうです。本当に毎日。来る日も来る日も。
彼女たちにとって
「うまくなるためにはどうしたら良いか」
「それには練習しかない」
そのことだけしか頭に無かったそうです。
年頃の女の子ですから、お化粧や(もっとも当時はお化粧をしている高校生なんていませんでしたが)
恋のことを考えるのが普通だと思うのですが、彼女たちにとっては
「私たちには夢がある、その夢があるというのはなんてステキなことなんだろう」
ということが支えになっていたようです。

「うまくなるためには練習しかない」
ピンクレディーの歌がうまいとは失礼ですがお世辞にも思えませんが(ファンの方ゴメンナサイ)
それでも「練習するしかない」と練習しつづけたというのはたいしたものだと思います。

たいていの場合は途中であきらめるか、現実路線に変更するか、そうなってしまいますよね。

彼女たちは、オーディションに受かってプロになるレッスンを受けるために東京に出てきた時に
ふたりで約束をしたそうです。
「デビューするまでは絶対に泣かない」と。
ところが、ケイさんが練習に耐えられなくなって泣き出してしまった時に、ミーさんは
ケイさんのことを
「ケイ、約束だからね」といってぶったそうです。

「ケイがいたから、頑張れたと思う」と、当時のことを振り返り、ミーさんも言っていました。

そして遂にピンクレディーとしてデビューしたということです。


私は今までピンクレディーの「歌」しか知りませんでした。
そして、人気はありましたがお世辞にもうまいとは思えないその歌唱力と男を馬鹿にしたような歌詞
(これはほとんど全ての曲を書いたたったひとりの作詞者の責任なのですが)が好きになれませんでした。
キャンディーズの方がよっぽどかわいらしかったからです。
ですが、その背後にあるミーさんとケイさんの頑張りまでは解っていませんでした。
今となってはキャンディーズの頑張りを知る方法もほとんど残ってはいないと思いますが、
私は少しミーさんとケイさんに対しての(特にミーさんに対しての)イメージが変わりました。

その後、ミーさんはさまざまなことにチャレンジをするのですが(例えば結婚、子育てもその一つです)
「あの時あれだけ頑張れたのだから、今頑張れないわけ無い」というのが自分自身の支えになっているそうです。

「あの時あれだけ頑張れた」
若いから出来たことかもしれません。
ですが、私は若い時に「あれだけ頑張れた」と自慢できるようなことはありません。

もう若くはありませんが、いまからでも「あの時あれだけ頑張れた」という実績を少しでも作っていきたいものです。
(と、いいながらキャンディーズの曲を懐かしくその日は聴いてしまいました。
もちろんピンクレディーも持ってはいるのですが。。。
青春時代に得た感性というものは決して変えることが出来ないようです。)


6月18日 

風邪ひいていませんか?
私は今日病院へ行って注射を打ってたくさん薬をもらってきました。
みなさまも健康には十分注意してくださいね。

今日は私的なことで大変恐縮なのですが、お付き合いください。

私は、占いだけでは生活ができないので今は事務のアルバイトをしています。
転職したとか、そういうことではなくて、以前勤めていた会社にそのまま事務として残っているような感じです。
私はその会社のある支店で営業をしていました。このサイトを立ち上げるだいぶ前です。
そこで、KUさんという先輩と知り合いました。
KUさんはとても親切で優しい人でした。

あるとき、彼と一緒に仕事をしたのですが、そのときに彼は私に昼食をご馳走してくれたのです。
人からご馳走してもらうのは初めてでした。
しかも、上司でもなんでもなく、同僚である彼にご馳走してもらったことに
私はえらく感銘を受けてしまいました。
ファミレスのランチでしたので、600円くらいだったと思います。
ですが、その600円は私の中で本当に大きなものでした。

それから数年が経ち、私も先輩と呼ばれるような立場になりまして、
後輩と一緒に仕事をする機会が何度かありました。
私はそのつど彼らに昼食をご馳走してきました。
彼らは一様に驚いた感じで「尾瀬さん、いいんですか?」と決まってそう答えました。
そのときに、私はKUさんからご馳走になったことを話し、彼らに
「このランチのお礼は、後輩ができたときに、後輩にしてあげるんだよ」
と言ってきました。


時が経ち、異動になっていたKUさんが事務をしている私の支店に配属になりました。
久しぶりに見るKUさんは、頭は真っ白になり、とてもやせてしまっていました。
長年の激務がそうさせたのでしょう。
そんなKUさんを誘って、昨日食事にいってきました。
当時一緒に仕事をしたこと、その後あったたくさんのこと、
とても長い時間ふたりで話しました。

KUさんは、3人の女の子がいて、
長女が犬を、次女がニワトリを、三女がウサギを飼っているそうです。
その、長女が飼っていた犬は昨年死んでしまったそうですが、
そのときのことを本当に涙ながらにして話すのです。
動物がニガテな私でも、当時単身赴任をしていたKUさんに、長女が死にそうな犬を見て
「おとうさん、早く帰ってきて、犬(名前失念しました)がお父さんの帰りを待っているよ。
玄関でぐったりしたり、お父さんの部屋へがんばって行こうとしている。」
と話したことを聞いて、さすがに寂しさを感じました。


話は尽きなかったのですが、夜も遅くなり、そこの料理屋を出ることになりました。
そこで、KUさんは当然のように割り勘にしようとしたのですが、
「KUさん、どうかここでは私にご馳走させてください」
と、本当にねばってねばってねばって、やっと勘定を払わせてもらいました。
わたしは、10数年前の恩の一部(それは本当にほんの一部ですが)をやっと返すことができたのです。
帰りの車の中で、もうKUさんは忘れているであろう10数年前にランチをご馳走になったこと、
そしてそのことがどれだけ私の心に残ったのかを伝えました。
「ずいぶん高くついたネ」とKUさんは笑っていいましたが、
今回の一度の食事の勘定を払っただけではとてもお返しが足りているとは思えないほど、
KUさんのしてくれたことは大きかったのです。
KUさんにご馳走してもらっていなければ、私は永遠と「割り勘」を主張するケチな先輩になっていたでしょうから。


失恋の相談で、「彼はたくさんのことをしてくれたのに、私はそのお返しを十分していない」
そう話される女性がたくさんいらっしゃいます。
そのときに私は、
「彼への恩返しは、次の新しい彼にすればいいんですよ。
彼に対して十分でなかったこと、こうすればよかったと思うこと、それは新しい彼にしましょうね。
(失恋した)彼に対して申し訳ない気持ちがあっても、(失恋した)彼にはもう返すことはできないけど、
その分は、新しい彼に今回の恋の分まで恩返ししましょうね。
そうすると、新しい彼とはもっと長く続くだろうし、もっとふたりが幸せになれますよ。」
そう答えることがあります。私のその答え、
それはKUさんにご馳走していただいたことから来ています。
KUさんへの恩返しのつもりで、(他の)後輩にご馳走してあげる、
そう、KUさんが教えてくれたことから来ています。

占い師が、自分の経験から相談者にアドバイスをするということは、
賛否両論あると思いますが、この件についてはお許しください。
たった600円のランチですが、私にはとても大きなものでした、
わずかではありますが、今日はそのお礼ができたので、記させていただきました。
手前味噌のような感じではありますが、お許しください。
お付き合いいただきありがとうございました。


6月16日 

サッカーの決勝T進出をお祝い申し上げます。
私のところにも、ワールドカップの選手たちに勇気付けられていますというメールが届きました。
彼らのがんばり、みんなの素直な応援、喜びを自分のパワーにしたいですね。

サッカーにそれほど詳しくない私でも、とりあえずドーハの悲劇、フランス大会の3連敗の記憶はあります。
そのときの外国との差は歴然としておりました。
3時ごろと6時前の相撲のような違いがありました。
しかし、今見ていると互角に戦っていますね。
ナカタと中山と明神くらいしか代表選手を知りませんでしたが、今回はいろんな選手の名前を覚えました。
稲本選手、森岡選手、戸田選手
稲本選手はどちらが日本のゴールか分からないほど
攻撃しているときも、守備のときもゴール前で活躍していましたね。
戸田選手が試合後に
「自分にしか分からない小さなミスがありました、
それを人にはわからないようにこっそり修正します」
という話はとても魅力を感じました。
戸田選手みたいな派手な選手が攻撃ではなく守備に魅力を感じているところが
私にはすごく興味深いところです。

ワールドカップサッカーはオリンピックと違って国同士の戦いですから、とても熱くなれるようです。
こんなに熱くなれるのはロサンゼルスオリンピックで女子バレーが活躍して以来でしょうか?
(古いかも。。。)

日本にいるとなかなか「日本人」であることを意識しないわけですが、
こうやって世界との戦いがあると日本人であることを楽しめますね。

お祭り騒ぎをしている人たちを見ていると、自分の感情を素直に表現することができることを
とてもうらやましく思います。
私はお祭り騒ぎはタブン好きなのですがかなり苦手なので。
フーリガンが心配されたようですが、各国のサポーターたちが仲良く交流できたのは
日本開催ならではだそうで、とても喜ばしいことです。
ラグビーにあってサッカーにないもの(ノーサイド)が
この日本開催で少し変わったかもしれませんね。
どこの国の人とも仲良くしたいものです。せっかくのお祭りですから。

次の相手はトルコですね。今日テレビでやっていましたが、トルコは世界一の親日国家だそうです。
お互いにすばらしい試合をして欲しいものです。
 私も日本選手を応援します。

6月6日 

最近私はすこぶる調子が悪いので、みなさまにご迷惑をおかけしておりますがお許しください。

今日はとてもうれしかったことがありますので、それを記します。
その前提として、みなさまにご理解いただきたいと思い、くどいかもしれませんが前置きを記します。
言葉というものはとても難しいものです。
そして、身振り手振り、顔つきを伝えられない「文章」で、表現するのは本当に難しいことだと思います。
また、読み手が万が一誤解していたとしても、それを修正する手段はありません。
たとえば、ホール状のケーキがあったとします。
クリームたっぷりで、イチゴも乗っていて、見るからにおいしそうなケーキです。
そのケーキの8分の一をお皿に盛って、その8分の1をさして
「このケーキはおいしそうだね」
と表現したら、あたかも残りの8分の7がおいしそうではないような印象を与えます。
(これはタロットの本のウケウリです)
ある女性が髪型を変えてきました。
「今日の髪型素敵だね」
そういって褒めたつもりでも、「じゃぁ、いつもはダサいわけね」
ととられるかもしれません。(これはセクハラ要素を含んでいるそうですが)


最近不倫のことが掲示板で話題になりました。
Lyrical Cards では、みなさまの年齢層が若いせいか今まで不倫の投稿は少なかったように記憶しています。
みなさまは「不倫」に対してどのようなイメージを持ちますか?
たいていの人はそれを「悪」とイメージ付けるでしょう。
そして、それはそれで良いのです。

ですが、「不倫=悪」ということは実は当人たちも分かっていることが多いようです。
分かっているからこそ悩んでいる、と言ってもよいでしょう。

恋愛の形はいろいろです。
占いの世界は全てを肯定もしませんし、否定もしません。
物事の事象に対して、結論に対して常にフレキシブルです。
なぜならそれは、その人、そのときによって、結果が変わってくるからです。
ある人にとってあるパターンの恋愛が良いからと言って、
同じパターンの恋愛が別の人にとって良いとは限りません。
毎日メールや電話をくれる彼が欲しいと思っている女性もいるでしょうし、
それをウザったいと思う女性もいるでしょう。
メールが来ないとさびしいと思うときもありますが、
メールが来なくても平気なときもあります。
どんなパターンだって、受け止める人によって、受け止める「時」によって
それは良くもあるし、悪くもあるのです。

Lyrical Tea Room はみなさまが意見を交し合う場所です。
みなさまが思っていることを自由に話し合うことができます。
そして自分の意見は意見としてそれで良いのです。
自分にとって良かった恋愛を、その人に勧めることは間違いではありません。
自分にとってプレッシャーだった恋愛をその人に避けるように勧めることもまた間違いではありません。

ですが、「人に恋をする」という気持ちだけは絶対に間違いではなくてすばらしいことなんだ。
ということだけはみなさまにも賛成していただきたいのです。
それがたとえ不倫だとしても、同性愛だとしても、近親愛だとしても。

「恋をしている」「恋に悩んでいる」「すてきな恋をしたい」

同じ Lyrical Cards に訪問に来ている仲間として、
恋、という気持ちに対して、その人の「気持ち」を尊重しあうようにしたいものです。
「恋をしている気持ち」を尊重した上で、
みんなで意見を交わしてください。
賛成、同意、反対、疑問、それは何でも結構です。

恋にはいろいろなパターンがあります。
自分が受け入れられない形もあるでしょう。
それに対して反対意見を述べることを Lyrical Cards では推奨いたします。
ですが、恋をしているという気持ちそのものに対しては、尊重していただきたいと思います。


今日はうれしいことがありました。
それは、Lyrical Tea Room で、不倫のことが話題になったのですが、
その人の「恋をする」という気持ちを誰もが否定することなく、
受け入れてくれたことです。
「不倫=悪」から入るのではなく、その人の恋している気持ちを尊重していただいたことです。
それは、レスしてくださった人もそうですし、
読んでくださった(ROMしていた)あなたもまたそうです。

恋に悩んでいる人は、それがどんな形であれ、
いえ、周りが否定するような形であればなおさらのこと、
ここに来て、みなさまに相談したいものだと思うのです。
そして、みなさまで「相談できる」雰囲気を作り上げていただくように、お願いします。


6月4日 

世の中ワールドカップの話題で持ちきりですね。
今日は日本代表戦ですね。どのような結果になるのでしょう。
私はサッカーはあまり良く知らないのですが、やはり日本戦というと気になります。
産まれて初めて外国対外国のサッカーを見ました。
しかも、2日間も。初日のフランス戦とドイツ戦。
みていると結構楽しいもんですね。
これがもし日本で行われていなかったら、見なかったと思います。
そう考えると、これでサッカーを好きになる人は増えてくるでしょうね。
おまけに中田選手の公式サイトまで訪問してしまいました。
やはり占い師なので、気になるのは中田選手の生年月日。。。
う〜ん、なるほど。
やっぱりみずがめ座ですか。
Tea Room で少しみずがめ座さんの話題が出ておりましたが、
みずがめ座さんというのは、集団行動ができない割には憎めない人が多いようです。
集団行動ができないのですが、本人は集団行動が嫌いじゃないんですよね。
これがまた面白いところです。
みずがめ座さんは独特の価値観を持っていますよね〜。
「別にいいじゃん、死ぬわけじゃないし」
これがみずがめ座さんの基本的な本質だと思います。
中田選手は水星と火星が山羊座にいますので、
今のポジション(MF)は向いていそうですね。
中田選手のしていること、(インターネットカフェ、ナカタネットなど)
は、星占いを考えるとなんか納得できます。
弱点もあるようですが、
今はこういう時期ですし、ここでは割愛させていただきます。

6月4日(今日ですね)は皆さんでぜひともがんばって欲しいものです。

といいながら、私はテレビ観戦もできないんですよ。
じつは、7月7日にオペラに参加させていただくことになりまして、
その打ち合わせがあるのです。
実は私はオペラは見たこともなく(実はテレビでさえも見たことがない)
よく分からないのですが、ありがたくもご一緒させていただけることとなりましたので、
初体験をしてこようと思います。(しかも、ポスターに名前まで入れていただきました)
もっとも私は、歌うわけではありませんし、端役ですので気は楽なのです。
ただ、役柄が『従者』ということで大変気に入っております。
話の内容も良く分かりませんし、だいいち、日本語意外からっきしダメなので。。。
あ、、セリフはないから別にいいんだ。^_^;
北島マヤがはじめて「ビビ」役をやったような、そんな心境です。
(役はぜんぜん違いますが)

というわけで、みなさま、私の分までサッカーの日本代表を応援してください。


5月28日 

サイトの移転以来、Tea Roomで、DMで励ましの書き込み、お便りをたくさんいただきました。
ありがとうございます。
みなさまからの直接のお言葉がやはり一番の励みになります。
と、同時に、『占いの受付はいつからですか?』というご質問もいただいておりますが、
サイトの移行がひと段落着いてから再開いたしますので、もう少々お待ちください。

今日は、Tea Room の書き込みに質問がありましたので、そのことについて少し記してみます。
毎月の星座の占いですが、ある星座のキーワードに
『信念を持った愛すべきばかげた行動』というのを記しました。

『ばかげた行動』。。。
ばかげた行動というのにはふたつあります。
それは本当にばかげている行動と、
他人からみたらばかげているようだけど、その人にとってはとても重要なこと。
ある人にとってはばかげているかもしれませんが、
別の人にとってはとても重要なことだったりするかもしれません。
私がここで感じたのは、
『信念を持ってする行動は、たとえばかげていても愛されるべきものだ』
ということです。
しかしこの『愛されるべき』というのは、
他人から愛されるだけではなくて、自分自身が自分自身のばかげた行動を愛すべきなのかもしれません。

と、同時に。。。
まじめさだけを追及していくと、自分自身を愛することができなくなるのかもしれません。
「信念を持つ」これはとっても大切なことのように感じます。


5月23日 

突然ですが。Lyrical Cards は移転いたしました。
新しいアドレスは。。。。  http://www.Lyrical.jp/  デス! お気に入りに加えてくださいね。
このアドレスは独自ドメインというかねてからの『夢』みたいなものの実現です。

Lyrical Cards は最初、ASAHI-NET さんのアドレス(http://www.asahi-net.or.jp/~ sx9i-oz)からスタートしました。
当時はここにアクセスポイントがあるプロバイダーがASAHI-NETさんしかなかったからです。
当時の有名なプロバイダーといえば、bekkoameでした。
そういえば最近聞きませんね。
ASAHI-NETさんは回線も良好で繋がらないということがありませんでした。
それ以来ずーっとASAHI-NETさんを利用させていただいております。

GAIAXさんにお世話になったのは、実はわけがありました。
瑛利奈先生FOOLさん、その他占い師仲間がみんなでお世話になることになったのです。
そのときに誘われたのでした。
(その後瑛利奈先生は http://elina.org に独立しています)
GAIAX さんには約2年間お世話になったということになります。

私もいつかは独自ドメインを。。。と思っていたのですが、
残念ながら Lyrical は使われちゃっていたんですねー。
それで、.jp が使用可能になって、やっと取得できたというわけです。

本当はもう少し時間をかけてきちんと構成も考えて、全てを作り直すつもりでいたのですが、
ここ数日、GAIAXさんのサーバーの調子がすこぶる悪かったので、
これを機に独自ドメインへと移行させていただきました。
(ちなみにサーバーはASAHI-NETさんに戻っています。)

まだまだ移行が途中で表示不可能なコンテンツがございますが、
順次修正、アップしていく予定です。
今後とも Lyrical Cards をよろしくお願いします。


5月18日 

中山選手の日本代表選出を心よりお祝い申し上げます。

私はサッカーはほとんど知らないんですよ。
11人ですること、手を使ってはいけないこと、くらいです。
ですが、前回のワールドカップも、その前のドーハの悲劇も
やはり日本人としての応援はありました。
そんな中で私は中山選手が大好きでした。
実は中山選手のことを何度もこの日記に書こうと思っていたのですが、
いつも機を逸してしまっていました。
ですが、一昨日「年をとる」ということについて書いたので、ちょうど良い機会だと思います。

中山選手は私が尊敬する(いわゆる)有名人の一番かもしれません。
まず、彼の年齢です。
34歳ですよ。
それであれだけのパワーを持てるのですから。
サッカー選手の中で1,2を争うほどの練習量と闘志と聞きます。
サッカーのことは詳しく知らないので滅多なことは言えませんが、
元気であること、それが私にとってはとても好感が持てるのです。
三浦選手の不安の方もたくさんいらっしゃると思うので、
これまた滅多なことは書けませんが、
中山選手が技術的に注目を浴びていたのは8年前ではないでしょうか。
そのときはサッカーといえば「カズ」でした。
みなさまはご存じないかもしれませんが(年齢的に)
三浦選手のヌードが「an・an」の表紙を飾ったこともあるんですよ。
それほどのスターでした。おそらく女性にも人気があったことでしょう。
ですが、4年前も、そして今年も、選ばれたのは中山選手でした。
決して日本のエースだったわけではないと思うのですが。

代表が決まる前にある人と話しをしていたのですが、
「中山みたいな『泥臭い』選手が今の日本には必要だよ」
その『泥臭さ』というのが私は好きだったのかもしれません。
カズも、そしておそらくヒデ(?)も、そしておそらく今の若い選手はみな
とてもスマートで美しくさえあるようです。
でも、あの『闘志』だけで立ち向かっていく姿が私は好きです。

年とともに『勢い』というのは衰えていくものです。
それは一昨日記したとおりです。
ですが、中山選手の場合は、それがありません。
(もしかしたらラモスもないかも。。。)

34歳。
おそらくみなさまはその年齢よりはるかに若いのではありませんか?
ですが、本当に私たちは彼ほど『パワーを出し続けて』いるでしょうか。
技術なくして得点は取れませんが、
とりあえず技術のない私はパワーだけでも前面に出したいと思います。

なんか少し元気を分けてもらったような気がします。

がんばれ! 中山選手
がんばれ!ゴン!!
(何でゴンっていうんでしょうね?)




5月16日
最近歳をとるということについて、少し考えるようになりました。
私は家庭が無いので「子育て」ということがありません。
ですから時間的な余裕、考えていること、は大学生、社会人一年のときとほとんど変わりません。
ですが、例えば風貌。
子育てをしていなくて、生活感が全く無かったとしても、顔は確実に老けていくんですよね。
毎日鏡を見て(ウットリとみとれているわけではありませんが)いますので、自分の顔の変化は分からないものです。
ですが、やっぱり、生活が全く変わっていなくても、変わっているんでしょうねーーー。

そんなことを考えるようになったのも、あるCDを聴いたのがきっかけでした。
ここでも記しましたが、しばらく前に懐かしいCDを聴きまくっていた時期がありました。
その「懐かしいグループ」のCDをネットで購入したちょうどそのときに
そのグループの再結成のコンサートをNHKで放映していました。
再結成されたグループのCDを楽しみに、ワクワクしながら針をとしたのですが(って違うって)
残念ながら全くの期待外れでした。
当時、そのグループは本当に流行っていました。他にそういうグループはなかったかもしれません。
出す曲、出す曲がヒットしていました。しかもロングヒットしていたのです。
新しいCDは、当時の曲を再度録音したものも含まれていましたが、これが全くの期待外れでした。
確かに音源の質はアップしています。ボーカルの録音技術も上がっています。
だから、余計にボーカルが「軽く」感じられてしまうのです。
デジタル録音なので余計かもしれませんがスカスカ感じられてしまうのです。
ぴょんぴょん飛び跳ねているような、上っ面をなめているような、そんなボーカルになっていました。
ヒット曲を飛ばしている当時は
「この曲でまた一位を狙うんだ」
という意気込みが録音のときにあったのだと思うのです。
それが感じられませんでした。
前に、前に出てくるような、勢いが感じられなかったのです。

実は、その番組をたまたま私の母も見ていたので、感想を言い合ったのですが、
彼女も同じことを感じていたようです。

グループの解散後、ソロ活動をした彼らは「パワー」のある曲から、きれいな、聴かせる、大人の
曲に変わっていきました。
それが悪いとはいいません。
それは「成長」といえるかもしれません。

ですが、ふと振り返って、過去のリバイバルを演じたとき。そのギャップはとても大きなものとなり、
過去のパワーのある歌の再生は不可能となっているのです。

同じことはイージーリスニングの大御所のコンサートに行ったときにも感じました。
それはもう20年近くも前のことになりますが。
レコードで聴く彼らの楽団の曲は、それはもうパワーにあふれており、一世を風靡したことを伺えました。
しかし、コンサートでは、それらのパワーは全く見られず、きれいにまとめあげられておりました。

とても寂しく感じたことを覚えています。

「気持ちは若いよ」とか「時間が自由だよ」とかいっていても、
少しずつ確実にいろいろな場所が老いていくのですね。

以前にWさんが
「ステキな30歳になる」って言っていましたが、
私は
「カッコイイ50代」になることを目指します。
目標は西城秀樹です。


4月15日 

先日東京に行ってきました。
目的はタロットカードの購入です。
東急ハンズに行ってウエイト版を購入しました。その後、大きな本屋に行くと、なんと
「木星王の解説書付ウエイト版」というのが売っておりました。
同じ物をふたつ買っても仕方ないのですが、どうしても「木星王の解説書」が見たくて
それを購入しました。
残念ながら解説書はとても薄っぺらく、以前の本の焼き直しでした。
タロットは封を開けておりませんが、キットの封は開けてしまいましたので
いずれ何らかの形でどなたかにプレゼントをすることにしようかと考えています。
ウエイト版はとても占いやすいおすすめのデッキです。
カードの意味が覚えられない、カードから受けるインスピレーションが沸かない
という方は是非ウエイト版を一度使用することをお勧めします。

聖別をしてから使用することになりますので、実際使用するのはもうしばらく後になるでしょう。

先日「男女の間でのケンカ」ということで Tea Room に書き込みがありました。
そのことを少し記してみたいとおもいます。

事の発端は「ケンカするほど仲が良い」ということが実際にあるということでした。
それは、星占いを見て『なるほど、こういうカップルの場合はありえるな。。。』と。
ですが、「ケンカするほど仲が良い」というのは一般的にはありえないと思います。
子供同士のケンカであれば興味を引くために意地悪をしたり、ちょっかいを出したりすることが
あると思いますが、大人のケンカはまた意味が違ってくるでしょう。

ここで言うケンカというのはあくまでもケンカであって議論の交わし合いというのとは違います。
基本的に価値観が違う人間が一緒にいるのですから、意見の相違がおこるのは当然のことです。
しかし、ケンカにまで発展するためには一時的にせよ感情的な爆発が無ければなりません。
怒鳴ったり、相手をなじったり、または物が飛んでくることもあるでしょう。
「怒る」というヤツで、感情的なものをさします。
そう、「ケンカ」は『怒り』という感情が無いと出来ないのです。
ある意味で妥協したり、納得したり、相手を気遣ったりするとケンカは出来ないのです。

男女間の仲でそのようなことがたびたびあったとしましょう。
そのときに
「どうして私たちはこうもケンカばかり繰り返すんだろう?」
「私たちは相性が合わないんじゃないだろうか?」
そう思いませんか?
アナタは思わないかも知れません。ですが、相手もそう思わないと言い切れるでしょうか。
「私(僕)は相手のことを信用している、だから、ケンカをしても大丈夫。」
アナタはそう思うかも知れません。ですが、相手も本当にそう思っていると言い切れるでしょうか。
あなたは相手を信じているので、どんなことをしても許してくれると思っているかもしれませんが、
果たして本当にそうでしょうか。
「信じている=信頼関係」と「ケンカをしても良い」ということはイコールでは結ばれません。
なぜなら、ケンカをしたときに受けるダメージや爽快感は人によって違うからです。

男と女の関係はとてももろいものです。
それをなるべく「うまくやろう」と思いますよね。それが普通です。
うまく関係を長続きさせよう。
ケンカをしないようにお互い思いやろう。
相手を傷付けないように、考えてみよう。
そう思うものです。
そう思うと、
「これくらいのことは許さなきゃ」
とか
「私にも悪いところがあるんだし」
とか、
「一度目は許してあげよう」
とか
思うのではないでしょうか。
そう思っているあなたにケンカは出来ません。
そう思っているあなたがケンカできるのは、本当に怒ったときです。
そして相手が『許せない』ときです。
本当に怒って、相手が許せなくなって初めて、ケンカになります。
そしてそれが度重なるとふたりの距離は離れていきます。
なぜならば相手のことが「許せない」という気持ちが積もっていくからです。
あなたがそう思わなかったとしても、相手の心が離れていくかもしれません。
あなたは、「信頼しているから」と思ってケンカをしているつもりでも、
相手は「いつもケンカばかりしている、私(僕)たちってあわないのかも」と思うかもしれないのです。

全く価値観が違う、身体の構造も思考回路も違う「男と女」が相手のことを
100%信じあい、お互いを隠すことなく主張して、
その上でお互いが納得し、理解し、近づき合ってひとつの方向にうまく進んでいくというのはマレです。
そういうカップルは確かにいらっしゃいます。ですが、マレです。

ケンカでなく、議論をしている、と思っていらっしゃるアナタ。
アナタはそうかもしれませんが、相手も本当に「議論をしている」と思っているでしょうか。
たいていの場合はどちらかが一方的に話しをすることが多いものです。
たいていの場合はどちらかが一方的に自己の意見を押し付けることの方が多いものです。

男女間でなく、男同士の場合、それは成り立ちます。
それは「うまくやる」必要が無いからです。
特に男同士では社会でそういうことになれておりますので
それはそれ、これはこれととることができる人が多いでしょう。

恋人同士で「うまくやろう」とはどのカップルもが思うことです。
「うまくやろう」と思っている以上、ケンカをすることは難しいと思います。
お互いが同じレベルでの理解、感情を常に持っているとは限らないものです。

ケンカをしているのは男女関係である必要がない
というのはそういうことです。
男女の関係であれば、ケンカをすれば切なく、悲しくなるのではないでしょうか。
「どうして私たちはケンカをするのだろう。。。」
と。
男同士、女同士でケンカをしてもあまりそのようには思わないのではないでしょうか。

 

3月27日 

今日はまじめにタロットのことを記そうと思います。
もしかしたらお気を悪くなさる方がいらっしゃるかもしれませんが、ご了承ください。

昨日、岩波新書が欲しくて近くの本屋に行きました。したら、前回タロット仲間で集まったときに話題になった
「カモワン」タロットという本が並んでいました。
その本屋は専門的な本はほとんど扱ってなかったので、「本当にこの本かぁ?」みたいなかんじで、
その本屋でおそらく一番高いであろうその本を買いました。
出版社は学研。この出版社の占いに関しての本に対しては良い印象が無いのですが、
タロット占いをしているものとして、「とりあえず買っておこうか」というこにしました。
もっともこれはマルセイユ版の解説書ですから、ウエイト版を使用している私にとっては、
実用性に乏しいのですが。。。
興味深いところがあれば実践に取り入れることがあるかもしれません。
マルセイユ版のタロットの解説書というのは珍しいですよね。
もう一つ、成美堂出版社からきれいな絵のタロットが出ておりました。
んで、最近日本の方が書いたタロットの本もあまり購入していないので、購入することにしました。
じつは、カモワンよりもこちらの方が期待していたのです。成美堂出版社ですし。
絵がとてもきれいですし。
ですが。。。
。。。。。
がーーーーん。
そのタロットは大アルカナの順序が大幅に入れ替わっておりました。
しかし解説書のどこを見てもそのことに触れられてはおりません。
解説書もカラーでとてもきれいですし、カード自体も美しい絵ですし、
値段も手ごろですから、初心者の方は手を伸ばすと思います。
そうすると、この独自の大アルカナの順序が「あたり前」と思ってしまうわけですよね。
これは結構責任あることだと思います。
私はタロット「占い」はしておりますが、研究はしておりませんので、
タロットの起源とか、大アルカナの順序だとか、その理由だとか、
カバラへの対応だとかはほとんど興味がありません。
ウエイト版も、オールド系のタロットと比較すると正義と力の順序が入れ替わっていたり、
愚者の位置が変なところにあったりしています。
ですが、一応魔術師から始まって、女司祭長、女帝、皇帝・・・
と続くじゃないですか。
ところがこのタロットはそうではないのです。
「魔術師か、カッコいいな、このマジシャン」
「女帝か、この女帝も豊かな表情をしていて良いなぁ。。」
「皇帝か、セクシーな男性だなぁ。いいなぁ。。。」
「女司祭長か。。。あれ? ??? 女帝って2番目だっけ?」
みたいな感じでした。
解説書には描かれている絵の細かいところまできちんと解説されており、
非常に評価できるのですが、この順番だけはちょっと。。。

私は日本語で読めるおそらく全てのタロットの本に目を通しいると思いますが、
(25年以上前の木星王さん著の一部を除く=絶版で見ることが出来ません)
やはり日本の方が著された初心者向けの本は、お遊びを超えて占いをする目的であれば
お勧めすることはできないと思います。
唯一お勧めできるとすれば、玄エニシさんの22枚組のものと、辛島さんの78枚組のものでしょう。
今はタロット占いのサイトも増えてきましたので、そこでの情報の方がよほど勉強になりますし、
正確だと思います。
本を購入される方、なるべく多くの本に触れた方が良いような気がします。
その中で自分に「しっくり来る」解説書を探してみて下さいね。
それでも、どうしても見つからないのであれば自分なりの解説書を作ることも良いでしょう。
方々の解説書から、自分のイメージに合う言葉をカードに当てはめるのです。
占っているときにひらめいたキーワードを記録しておくのです。
占うたびに書き込んでいく自分だけのオリジナルの解説書は、
しかし、やっと完成を迎えた頃にはもう必要が無くなっていることでしょう。



3月22日 

「聖杯6」

先日ネット上である歌手のCDを購入しました。
名前は伏せておきますが、彼は30年間音楽活動をしており、今回のCDはそれを記念して発売されたものです。
私は、彼の歌が本当に好きで、レコードもCDも何枚か持っております。
非常に歌がうまく音域も広く、パワフルがある声で本当に魅了させられました。
歌のうまさはピカ一だと思います。
しかし。。。
今回のCDを聴いて私はとても残念に思いました。
当たり前かもしれませんが、若い頃のパワフルさが無いのです。
今回の編曲はパワフルさを脱し、「深み」「大人の感情」を出そうとして作られたと思うのですが、
残念ながら私にはそのように受け止められませんでした。
表面をなぞるような、または、深いところにたどり着かず海中の中で漂っているような、
そんな印象を受けました。
以前のような、クリアーで高く広がるような音、前へ前へと行くような声ではないのです。
とても有名な一曲は、残念ながらキーも下げられて歌われておりました。
実は、以前にテレビで彼が歌っているところを見たことがあるのですが、
やはり声にツヤが無いというか、ハリが無いと思っていましたが、
今回のCDではそれが本当に感じられました。
。。。
20年くらい前に、イージーリスニングで有名なポールモーリアグランドオーケストラのコンサートを
聴きに行ったことがあります。
当時私はエレクトーンをやりだした頃で(半年くらいエレクトーンを習っておりました)
当時のエレクトーンの曲といえば、「白い恋人たち」とポールモーリアは定番でした。
ポールモーリアの「エーゲ海の真珠」はほんとうにカッコ良く、皆競ってアレンジしたものです。
(と、同時に両手両足を駆使してもオーケストラーには到底太刀打ちできないということを思い知らされもしました。
今のようにドラムや音色をデジタルで変えることが出来なかった時代で、ドラムのフィルも、音色の変化も
その都度ボタンを押したり、レバーを調節したりと、それはまぁ忙しかったものです。)
クラシックとポップスの中間で、ストリングスとドラムを併用した曲作りに本当に魅了させられました。
期待して行ったそのコンサートは、残念ながら期待外れに終わってしまいました。
20年前とはいえ、録音された「エーゲ海の真珠」からはおそらく10年以上が経ち、
その間にポールモーリアも年をとり。。。
その編曲はレコードで聴いた曲よりもはるかにパワーの無い、静かで穏やかなものとなっていました。
ドラムのカッコよさは、パーカッションに変更され、ブラスのダイナミックスさは失われておりました。

当時の私はまだ若かったので、「残念だな〜」程度にしか感じておりませんでした。
しかし、今回その歌手のCDを聴いたとき、私は彼と同じように年を取っている自分を認識しました。
これを読んでいるみなさまは「まだまだ人生これから」という方が多いでしょうから、
今の私の気持ちは理解できないかもしれません。
しかし、彼の歌を聴いて、「もう、以前のようには歌えないんだ」と知ってしまったとき、
失われたものはとても大きくて、そして美しいものだと気付きました。
そして二度と手に入らない、と。。。
彼の歌を聴いて、とても寂しく感じられました。
しかも、ジャケットの裏側に、家族と一緒の、子供と一緒の写真が載せられておりました。
アルバムのタイトルは「永遠の愛」。。。
おいおい、おまえが永遠の愛なんて言ってよいのかー? 責任とれるのかぁ〜?
「子供が出来て曲作りが変わったし、歌う曲も変わった」とボーナストラックに彼の声が入っておりました。
もう、あのダイナミックな声は聞けません。
もう、あの前に押し出すようなハリのある歌は聴けないのです。

ふと、あるアイドルグループの曲が頭をよぎりました。
そしてそのアイドルグループのある曲(それは一曲ではありませんが)
を求めて、ネット上を探しました。結果いくつかのCDを手に入れることが出来ました。
残念ながら、いくつかのCDは廃盤になっており、手に入りませんでした。
押し入れから古い古いカセットテープを取り出して、MDに録音し、ノイズ混じりの曲を聴きました。
録音日は82年3月。ちょうど20年前です。
恋にあこがれていた、夢にあこがれていた当時がとても懐かしく思い出されました。
そして同時に、「もうそんな恋愛は出来ない」と。。。
そう、気付きもしました。




3月10日

今日は相性ということで少し記したいと思います。
星占いをLyrical Cards の占いに取り入れてから、
相性ということを考えるようになりました。
恋愛問題ではやはりこの相手との「相性」が「良い」のか「良くない」のか気になりますよね。
私も星占いに親しむ前は無前はそう思っていました。
しかし、星占いをしてみるとなかなか一言で「良いです」「悪いです」といえないものがあります。
「こういう面は良いし、こういう面は良くないです」と。
でも、ここまでは納得できますよね。
私は瑛利奈先生に初めて星占いの相性を学び、その時に
「彼にとっての相性は良いけど、彼女にとっての相性は良くない」
ということがあるということを知りました。
相性は「良い」「悪い」だけでなく、
一方から見ると良いけど、もう一方から見ると良くない
ということがあるということをそこではじめて知ったのです。
なるほど、考えてみると「恋はGIVE&TAKE」といいながら
GIVEし続けている彼、TAKEだけ求めている彼女
というカップルがあるのが分かります。(その逆もあります)
星占いは本当に客観的に本質を映し出してくれます。
さて。。。
「運命の人」というのはあるのでしょうか。
実は、あります。
私はここで何組ものカップルの相性を見させていただきましたが、
本当にまれですが、実際にいらっしゃいます。
そのパターンはふたつです。
ひとつは、本当にお付き合いするためにお互いに産まれてきたような
(うらやましい)カップル。
とてもイージーで何ごとも問題なく過ぎていくようなカップルです。
(具体的には、シナストリーでソフトアスペクトのみで強く結ばれたカップルです)
おそらく彼らはケンカもしないでしょうし、
ふたりで悲しみを乗り越える必要もないでしょうし、
楽しみの渦の中で生活していくことができるでしょう。
本当に「運命の人」なのでしょうね。
もうひとつは全く違ったパターンです。
それは例えば価値観が全く違うカップルかもしれません。
またはケンカばかりしてしまうカップルかもしれません。
(具体的にはシナストリーでコンジャンクション、またはオポジションのみで強く結ばれたカップルです)
ですが、このカップルもまた「運命の人」といえます。
それは、今まで気付かなかった全く新しい価値観を
その人に吹き込んでくれるような相手かもしれません。
それは、ケンカばかりしているけど、お互いに刺激し合い、
いつも何かにふたりでチャレンジし、乗り越えていける相手かもしれません。
残念なのは、 このカップル場合は最初のカップルと違い、
おふたりで「相性が良い」ということに気付いていないということです。
ですが、これこそが「運命的な相性」と言えるのです。

人の出会いは不思議なものです。
私は、「ケンカするほど仲がいい」なんて信じられませんでした。
しかし、やはりそういうカップルはいらっしゃるものです。
この Lyrical Cards では星占いも加えて
みなさまにより「相性」を考えていただくきっかけになれば、
と思っています。

2月15日

昨日はバレンタインデーでしたね。
みなさまはおめあての人ときっかけを作ることが出来ましたか?
年に一度あるせっかくのバレンタインデー、みなさまが成功したことを祈ります。
男の子にはこのような日はありませんから、バレンタインデーは女の子の特権です。

最近カードの滑りが悪くなってしまいまして、そろそろ交換時かなぁ・・・と思っています。
このサイトを立ち上げる少し前に購入したので、もう6年以上前になります。

最初にウエイト版を購入したのはトイザらスでした。
その後、たくさんのカードを購入したのですが、占いに使用しているのはウエイト版だけです。
途中、ハンソンロバート、ニューパラディーニも少し使用していましたが、今は全く使用していません。
ウエイト版を学んでいくと奥が深くて他のデッキが使用できなくなります。
もちろん、他のデッキも勉強すれば奥が深いと思うのですが、
私は英語が出来ないので、付録の解釈が読めないんですね。
色がきれいでお気に入りのデッキもあるのですが、実占で使用できないのは少し残念です。
いくらウエイト版に準じていても、ウエイト版の解釈をそのまま使用することには抵抗があります。
なぜなら、やはりそこには作者(画家? 占い師?)の「意図」があると思うからです。
そういう意味でハンソンロバートとニューパラディーニは抵抗がありません。
(他に、ロビンウッド(魔女のタロット)、MORGAN GREER(?)がありますが、
こちらは少し違うのと、紙質が占いに耐えられないので使用できません。)

少しカードを休めるためにも、ハンソンロバートが描いたウエイト版をしばらく使おうと思ったのですが。。。
昨日の占いで「節制」のカードが展開されまして、
その「節制」の天使の羽根の色が真っ赤であることに気付きまして。。。
「どうも違うよなー」と思ってしまったわけです。
ウエイト版の天使の羽根も確かに赤味は帯びているのですが、もう少し薄くオレンジがかっています。
羽根の赤が目につくようなことはありませんが、このハンソンロバートのウエイト版は
羽根の赤が真っ赤でとても目につくのです。
でも、その占いでは「節制」がキーカードとなっていましたので、
その「羽根の色」の違いもポイントなのかも知れません。
何故、私はハンソンロバートのウエイト版を使用し、「赤い羽根」の「節制」が展開されたのでしょうね。
考えると奥が深そうです。

・・
・・・
・・・・・・
わかりました!
多分、赤ですから、「情熱」を表すんですね。
「節制の」天使は羽根を休めて休憩していますから、
「元々持っている情熱を少し冷して休憩しましょう」という意味なのかも知れません。
その、ハンソンロバートのウエイト版の節制の天使は、
私がいつも使用しているウエイト版の節制の天使より
きっと熱い情熱の持ち主だったのでしょう。
ハンソンロバートは何で「節制」の羽根をあんなにも真っ赤に表現したのでしょう。
ハンソンロバートオリジナルの(ニューウエイト版と呼ばれている)タロットでは
きれいな白い羽根なのですが。
まさに、この占いのために真っ赤に彩色したような気すらします。

この、ハンソンロバートのウエイト版はお気に入りだったのですが、もう使うことはないでしょう。
であれば、なおさらこの「情熱の羽根」は重要な意味を示していたんでしょうね。

タロットカードの示している事柄、情報というのは、本当に興味深いこです。

今日からの占いはオリジナル色のウエイト版を使用することにしましょう。
(ただ、これは高かったんですよ〜、占いに使うのはもったいないくらいに)


1月21日

先日占い師の仲間で勉強会がありました。
私は人見知りをするのでなかなか初めての人とはなじめないのですが、
今回はここで占いをしているAさんと話しをしておりました。
Aさんとは二回目ですので、気兼ねなくいろいろなことをはなしていました。
この勉強会で私も彼女に占ってもらったことがあるのですが、
彼女の占いはストーリーが簡潔で、整理されているのでとても安心が出来ます。
彼女の話しを聞いていると相談者さんのことをどれだけ考えているかがとても良く分かります。

先日、お昼のテレビで占い特集をしておりました。
私も見ていたのですが、なかなか面白い番組でした。
レギュラーの方々が、占いとおまじないと迷信とをごっちゃにしていた感はありますが、
占いを馬鹿にすること無く、とても楽しく見させて頂きました。
その番組の前半では星占いをやっていまして、12星座のランキングを発表していました。
私も今年のホロスコープと、自分の書いたアドバイスとを見比べながら「うんうん」と思っていました。
占い好きのみなさまも、もしかしたらご覧になっていたかもしれません。
残念ながら下位にランキングされてしまった方、Lyrical Advice を参考にして下さいね。
後半は手相でした。私は手相はからっきり駄目なのでただ楽しく見ているだけでしたが、
手相は占いの代名詞にもなっているようで、
「占い師です」というと手を差し出されたことが何度かあります。
その他に「人気の占い師」が何名か紹介されておりました。
そこで驚いたのは、みなさまとてもリーズナブルだということです。
500円、ワンコイン占い師として紹介されていた占い師さんもいらっしゃいます。
占い師にもさまざまな役目がありますから、庶民派からお偉さん派までいるのでしょうね。
安価でたくさんの人を占う占い師さん、高価で時間をかけてじっくりと占いをする占い師さん。
どちらもニーズがあり、必要とされていると思います。
でも、私はこの500円というのには惹かれます。
500円にするからには、全てのことが自分の頭の中に入っていなくてはならず、
瞬時に結論を出せ、理路整然としかも相手に会った話し方が出来ないと無理でしょうね。
う〜ん。。。
そう考えると私にはまだまだ先のようです。
もっともっと、星占いを勉強しなければ。


1月12日

みなさま明けましておめでとうございます。本年も Lyrical Cards をよろしくお願いします。

今日は日記のことを少し考えてみましたので、そのことを記します。
先日ある女性と話しをしたのですが、彼女は毎日日記をつけているそうです。
私は毎月も更新することができません。
そのことは、実はとてもよくないことではないかと私自身では感じています。
それは、日記が更新されないというのは、
毎日毎日が『感じていない』ことの表れだからです。
彼女自身も『私だって毎日が充実しているというわけではないよ』
と話していましたが、しかし
『感じて』いなければ日記は書けないでしょう。
それと同時に自分なりのポリシーがないと続かないものです。

もしかしたらその人の周りで起こっている出来事の大小、多い少ないは
人によってはそれほど違わないのかもしれません。
しかし、日記が書けるのとかけないのとの違いは
自分の周りで起こっている出来事に対してどれだけ反応できているか
ということの表れのような気がするのです。
そう考えると、毎日の出来事に流されてしまっていたのなら感じることはできませんし、
感じなければ反応できなくなり、
『毎日おんなじことの繰り返しじゃん、つまらない』
ということになるでしょう。でも、その、『つまらない』は、
周りで起こっている些細なことに対しても大切にして、自分の中に取り入れることにより
『あぁ、こんなこともあるんだ』という感激になるかもしれませんし、
新たなる発見になるかもしれませんし、
それが新しい自分を作っていくきっかけになるかもしれないのです。
「ほんの小さなことだとしても、日記に書くことはできるし、
それはとてもたくさんあるんだよ」
そう話していた彼女の言葉はとても大きいような気がします。
ほんの小さなことにも『感じる』ようにならないと、小さなことに気づきませんし、
もしかしたらチャンスを失うことにもなるかもしれないのです。

私も見習って感性を磨かねば。

01年の日記にいきます。